
オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
生まれた時から料理が大好きだったTitaだったが、末っ子だったため一生母親の面倒を見ることを運命づけられていた。そんな慣習の中で料理に情熱を注ぐTitaの人生を描く。
末っ子は母親の面倒を一生見なければならない、という古い伝統に縛られた家庭を、末っ子のTitaと母Mamá Elenaを中心に描く。そんななかTitaに恋をしたPedroは、Titaが結婚を許されていないことを知り、それでもTitaの近くにいるために、Titaの姉のRosauraと結婚することを選ぶのである。この決断によって複雑な関係が始まっていくのである。
そんな複雑な人間関係のなかで一生懸命生きるTitaやその姉妹とともに、調理の描写が細かいのが印象的である。本書を読むとメキシコの古いしきたりだけでなく、料理についても触れることができる。
スペインのスペイン語に慣れていると、メキシコのスペイン語を読むのが大変であるが、それに加えて調理方法や調理器具などに関する言葉が多くて読むのに苦労させられた。本書は「赤い薔薇ソースの伝説」「Like Water for Chocolate」として、映画化されて映画も高い評価を得ているようなので、機会があったら見てみたいと思った。
スペイン語新表現 pedir la mano de … 〜にプロポーズする、〜に結婚を申し込む conciliar el sueño 眠りに落ちる en balde 無駄に por doquier どこでも、至る所に
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