「The Alchemist」Paulo Coelho

オススメ度 ★★★☆☆ 3/5

スペインのアンダルシアで羊飼いをして過ごしていたSantiagoは、ある日夢に出てきたエジプトに宝を探しに旅に出かける。

Santiagoはある日不思議な夢をみる、夢を読む占い師の言葉によればエジプトに行けば宝物が手に入るという。Santiagoは迷いながらもその夢を追うことを決意する。

そして、エジプトを目指す中でSantiagoはさまざまな障害や人との出会いを体験するのである。その過程で人生の本質をついたような言葉が散りばめられている。

At a certain point in our lives, we lose control of what's happening to us and our lives become controlled by fate. That's the world's greatest lie.
人生のある地点で、私たちは人生のコントロールを失い、運命にコントロールされるようになる。これは世の中でもっとも大きな嘘だ。
When someone makes a decision, he is really diving into a strong current that will carry him to places he had never dreamed of when he first made the decision.
人は決断をした時、その時には夢にも思ってもみなかった場所へたどり着く流れのなかに飛び込んでいるのだ。
There is only one thing that makes dream impossible to achieve: the fear of failure.
夢を不可能にしているの唯一のことは失敗への恐れである。

深みを感じさせる物語、人生に迷った時、夢を諦めそうな時に読むといいかもしれない。

和訳版はこちら


【楽天ブックス】「アルケミスト 夢を旅した少年」
【amazon】「アルケミスト 夢を旅した少年」