「ウェブ時代をゆく いかに働き、いかに学ぶか」梅田望夫

オススメ度 ★★★★☆ 4/5
インターネットによって起きている大きな変化のなかでどう生きるべきかを語る。
印象的だったのは現在のインターネットに情報が溢れ帰っている状況を「学習の高速道路と大渋滞」と例えている部分だろう。インターネットによって誰でも学ぼうと思えば簡単に学ぶことができるため、ある程度のレベルに達するまでには大した時間はかからないが、その一歩先にいくことが途端に難しくなるということを表現している。
しかし、その高速道路を意識しているのも、一握りの人々に過ぎず、実際にはその高速道路を走ろうとすらしない人が多いのである。そう考えると、インターネット上で起きている情報の流れの変化をどうやってうまく利用していくかというのは本当に重要だと考えさせてくれる。
今の時代の生き方を考えさせるために手元においておきたいと思わせる一冊。
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