UIデザイン アクションのUIを2つに分類する

UIデザインの手順方法を言葉にするのは簡単ではない。きっと世の中の多くのUIデザイナー、デザイナー同士レビューをしあったりした中で得られるた知識を、無意識に実行しているのだろう。それでも、いくつか言葉にできる考え方はあり、知っているだけで行き詰まった時の助けになる。今回は紹介したいのが僕自身がアクションのための要素(ボタン、入力フィールド)をデザインする中で、意識している考え方である。

それは、ある画面をデザインするとき、その画面のアクションを

・ユーザーがしたいこと
・ユーザーにさせたいこと

のいずれかに分類することである。

例えばAmazonのようなオンラインショップであれば、「ユーザーがしたいこと」は「商品を閲覧する」や「商品の評価を見る」ということで、「ユーザーにさせたいこと」は、「レビューを書く」(コンテンツを増やす)「シェアする」(ユーザーを増やす)などである。

「ユーザーがしたいこと」のためのUIを考えるとき、それはユーザー自身がそもそもアプリを使う目的なので、UIが多少見つかりにくくても、多少使いにくくても成立するのである。(もちろん作る側としての理想は、使いやすく、わかりやすくであるが。)

ところが「ユーザーにさせたいこと」のためのUIは、見つかりにくければまず使ってもらえないし、使いづらければすぐに離脱してしまう。つまり、より目立たせなければいけないのは、後者の「ユーザーにさせたい」行動のためのUIである。ただし、ここで気をつけなければならないのは、「ユーザーがしたいこと」をするためのUIを、「ユーザにさせたいこと」のためのUIが邪魔してしまってはならないということである。なぜなら、それはアプリ全体の不信へと繋がりユーザーの離脱へとつながるからだ。

こうやってそれぞれを1つづつ考えるとひどく当たり前のことに聞こえるかもしれないが、実際には「ユーザーがしたいこと」も「ユーザーにさせたいこと」も複数あることが多い。そんなときも、そのアクションはどちらのアクションなのか、しっかり考えるとあるべき姿が見えてくるだろう。

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