「非選抜アイドル」仲谷明香

「非選抜アイドル」
オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
AKB48の仲谷明香(なかやさやか)がAKB48とその夢を語る。
世の中をにぎわすAKB48のシステムについて少し興味があったので本書を取ったのだが、AKB48のファンというほどのものでもないので、この著者の名前すら知らなかったのだが、どうやらかなり初期の頃からAKBに参加している女性のようだ。
本書では仲谷明香(なかやさやか)の幼い頃の生活、夢、AKB48のオーディションを受けるための経緯と、その後のAKB48の活動が描かれている。声優になるのが夢、と公言しながら、AKB48での活動を通じてチャンスを待ち、やがてその夢が実現に近づいていく様子が面白い。
生まれてからようやく20年経過したばかりの女性の言葉にどれほど学ぶところがあるのだろう、などという気持ちもなかったわけでもなかったのだが、いろいろ考え試行錯誤しながら夢に近づいていくその姿勢は、見習うべき部分も大きい。組織で生き残る必要がある社会人にとっても多少刺激になるのではないだろうか。
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