「ダイヤモンドより平和がほしい 子ども兵士・ムリアの告白」後藤健二

オススメ度 ★★☆☆☆ 2/5
ダイヤモンドの産地として有名なシエラレオネ。著者はそこで少年兵士をしていた青年ムリアと出会う。
ムリアは父と母を殺され、そのまま誘拐されて少年兵として訓練され、多くの人を殺したのだという。被害者である彼は、多くの人を殺したがゆえに、多くの憎しみも向けられ、罪悪感を抱えながらも、現在多くの事を学んで国の平和に貢献使用している。
あまり馴染みのないシエラレオネという国の現状、未だ平和がほど遠い国があるということなど、改めて感じるのではないだろうか。
タイトルに惹かれて読んだのだが、思った以上に子供向けの内容で中身が薄かったのが残念である。ちなみに著者は先日シリアで犠牲になった後藤さんだということです。
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