世の中を良くするために一人一人ができることとは何でしょう?ときどきそんなことを考えます。
もちろんエジソンが電球を発明したりスティーブ・ジョブズがiPhoneを世に送り出したように、一人の人間の革新的なアイデアが人類を大きく前進させることができたらすごいことですが、必ずしもそこまで壮大なことである必要はないのです。
毎日一人ひとりがわずかに意識してこれをやれば世の中は少しずつ良くなる、それはどんなことでしょう。ひと昔前だったら、道にゴミが落ちていたら拾う、とか大きな声で挨拶するとかだったかもしません。僕はその答えとして意識して行動してることがあります。それは
ネット上のコンテンツに自分の意見を残す
というもの。
知っての通り、インターネットは同じ意見の人が集まれば大きな動きのきっかけになります。しかし、必ずしも良い動きのきっかけばかりではありません。自分の顔を晒す必要もなく、かつ相手の顔の見えない匿名性の高いインターネット空間だからこそ、誹謗中傷がエスカレートして深刻ないじめに発展したり、最悪の場合、人を自ら命を絶つという悲劇に繋がってしまうことさえあります。
過去にインターネットで誹謗中傷が暴走して不幸な出来事に発展したケースは、きっとそれが現実の場で起こったことであれば、正義感の強い誰かが止めに入ったことでしょう。残念ながらネット上ではスルーする人が多いようです。しかし一人一人が「自分はそうは思わない」「こんな考え方もあるんじゃないだろうか?」など冷静なコメントを残していたら、全体として冷静さを取り戻したのではないでしょうか。

ネット上の小さな対立すら避けたいという気持ちはわからなくはないです。僕も自分の心の容量が許す限りに抑えていますが、それでも、その範囲で可能な限り意見を残すように努めています。
自分と同じ意見がすでに書かれていたらそのコメントにいいねをつけて、書かれていなかったらコメントとして残すのです。コメントを残しても10分程度の時間しかかからないですが、そのコメントは地球上のどこにいても見ることのできるほど影響力のあるものなのです。