TULLY'S COFFEE(タリーズコーヒー)主催のコーヒースクールに参加してきた。せっかく2,000円はらって2時間勉強してきたので忘れないうちにおさらいしてみたい。
朝10時に集合した参加者は男5名女2名、上は40代から下は20代後半といった印象。奥に座っていた3人の男性のみが知り合い同士で他はみんな一人の参加者。主催者側のほうは、進行役のKさん以外は、会場となった店舗のスタッフで、彼らにとってもその店舗でコーヒースクールを開催するのが初めてで緊張しているとのこと。
各自自己紹介と、参加した理由とか、スタバ派かタリーズ派か、とか、よく利用する店舗などを言ってから始まった。ちなみに自分以外はほとんどタリーズを利用することがない人ばかり、行ったとしてもスタバとか「タリーズは近所にない」とかだったが、「ではこれは機にタリーズを・・・」という和やかな雰囲気。
コーヒー豆について
まず、コーヒーチェリーの生豆とそれに火を入れて焦がしたコーヒー豆を比べた。あわせてコーヒーチェリーの実とコーヒーの花の写真も見せてもらった。コーヒーは種を植えてから約1年半で栽培ができるのだそうだ。
このとき、お湯が完全になくなるまで間を空けてしまうと浮いている雑味まで落ちてしまう。また、お湯はお湯によってできるコーヒー豆の土手の高さ程度までしか入れない。それを超えるとフィルターの外側をつたってコーヒーが落ちてしまうため味が薄くなってしまうからだそうだ。
ちなみに、1人分だけ抽出しようとしてもコーヒー豆の土手がつくれないために薄くなりがちなので、コーヒーは少なくとも2名分以上を作るのが美味しいコーヒーを飲むための必要なことなのだそうだ。
参加者でチャレンジ
進行役のKさんの実技のあと、それぞれのテーブルで実際にハンドドリップを挑戦してみる。出来上がった3つのテーブルのコーヒーをカップに注いで、横に「A」「B」「C」の識別氏を書いてシャッフルして飲み比べた。女性2人で作ったBのコーヒーはがやや水っぽく感じたが、繰り返し味を比べているとだんだんわからなくなってくる。進行役のKさんいわく、もっともレジよりの男性3人で抽出したAのコーヒーが美味しいのだとか。
フレンチプレスの使い方
続いてフレンチプレスとうコーヒーの器具の使い方を見せてもらった。
フレンチプレスの特長は、紙のフィルターを使わないため、コーヒー豆の油が落ちることと、ハンドドリップでは落とさなかった雑味も味に加わることだそうだが、個人的には油の浮いたコーヒーは味はともかく見た目があまり美しくない。
アレンジコーヒー
10分間の休憩を挟んでいろんな4種類のコーヒーの入れ方を学んだ。
〜ヘーゼルナッツ〜
少量のヘーゼルナッツにコーヒーを注ぐ。フレーバーとしては他にバニラ、キャラメル、ストロベリー、アーモンドなどがあり、店舗利用時にもプラス50円でフレーバーを選べることができるらしい(写真参照)。いろんなパターンのフレーバーを試す通なお客さんもいるのだそうだ。こんどぜひ挑戦してコーヒー通を気取ってみたいものだ。
〜クアトロアイスコーヒー〜
コーヒーにカプチーノクリーマーで泡立てたミルクを注ぐ
〜アボガード〜
「溺れる」という意味のスペイン語。バニラアイスの上に濃い目のコーヒーを注ぐ。これはコーヒーというよりもコーヒー味のアイスなのだが、これを「アボガード」というのは初めて知った。
以上。最後はアンケートに記入しておみやげをもらって終了。お土産はグァテマラのコーヒー豆(自分は挽かないでもらったけど、他の参加者はドリップ用に挽いてもらっていた)とバニラフレーバーとビスケット(?)だった。
進行役のKさん含めて2,000円という参加費に恐縮していたが、これだけ楽しい時間をすごせて2,000円ならまったく問題ない。コース2、コース3にも近いうちに参加してみたいものだ。実技や作業の途中には随時質問を受け付けてくれてそのすべてに快く応えてもらえた。例えば「ドリッパーの底の穴は3つと1つのどちらがいいか」とか、「ドリッパーの素材は何がいいか」、「コーヒー豆を冷蔵庫で保存するのはいいのか悪いのか」などである。
ちなみにこんなに細かく書いてしまっていいのだろうか…と、ちょっと思わなくもないが、「ブログネタにします。」といって写真もがんがん撮らせてもらったので、まあいいかと。
とりあえず近いうちに、ドリッパーを買わないと。
母が怪しい電話を取り付いてきた。
母 「相川さん(仮名)って女の人から電話」
僕 「誰それ?」
母 「中学の同級生だってさ」
僕 「そんな人知らないんだけど」
母 「面白そうだから出てみれば?また振り込め詐欺とかかもよ」
仕方がないので代わる。
僕 「はい、お電話代わりました。」
女 「あの、旧姓は相川と言いますけれど、覚えてますかね?」
僕 「いえ、すいません、そんな人いたっけな」
女 「3年のときは違うクラスだったので覚えてなくてもしょうがないかな」
僕 「すいませんけど、下の名前も教えてもらえますか?」
女 「亜由美(一応仮名」です。」
僕 「全く思い出せない」
女 「3年のときは〇組の〇〇先生だったんだけど」
僕 「ああ、〇組ね、懐かしいな。じゃ、1年か2年のときに俺と同じクラスだったの?」
女 「うーん、どうだったかなー」
ふと、手の届く場所に中学校の卒業アルバムがあることに気付く。
しょうがないので、そのクラスのページを開く。
スミのほうに該当人物発見。
僕 「ああ、この人ね・・・見たことあるようなないような」
女 「思い出してもらえました?」
僕 「思い出すも何も・・俺との接点ありましたっけ?」
女 「う〜ん、わたしもそれほど存在感のあるほうではなかったので」
僕 「というか、一言でも言葉を交わしたことありましたっけ?」
女 「どうだったかなー」
僕 「で、ご用件は?」
女 「いえ、最近近所に引っ越したのでよかったらお茶でもと」
僕 「お茶?ああ、なんか中学校の同窓会みたいなものを企画しているんですか?」
女 「いえ、1対1で、といってもうちの子供がいますけど」
僕 「子供?」
女 「もちろん嫌なら、喫茶店とかマックでもいいんですけど」
僕 「あの、すいません。どうして俺に電話してきたのでしょう?」
女 「名簿見ながら番地の近い人に電話してみました」
僕 「じゃあ他の人でもいいわけね。」
女 「実は、A君にも電話したんだけど誰も出ないんですよね・・」
僕 「ああ、オタクのAね。」
女 「私はホモって聞いてますけど」
僕 「それはどっちでもいいや、というか、そっちは俺のことを知っていたわけ?」
女 「どの部に入ってたとかそれぐらいは知ってますよ〜」
僕 「というか、なんで俺が今実家にいるって知っているんですか?」
女 「実はつい最近まで私、〇〇県に住んでて、つい先日こっちに戻ってきたんですよ〜」
僕 「・・・・・・・・、要するにヒマってことですかね?」
女 「そんなところです。どうです?お茶でも」
僕 「あんまそういうの好きじゃないんですよね・・・」
女 「あ、人と会うより、一人でいるほうが好きってことですか?」
僕 「いや、人と会うのは面白いけど、特に目的もなく時間を潰すために会って話すって言うのが」
女 「目的はもちろん、近況報告です」
僕 「近況報告も何も・・昔を知らないのに近況報告?」
女 「う〜ん、それも変ですかね〜」
僕 「でも、これからまた別の人にも電話するってことですよね?ヒマな人が見つかるといいですね。じゃ」
女 「え、あ、じゃあメールアドレスか携帯番号聞いてもいいですか?」
僕 「なんで?」
女 「なんでって、連絡するために」
僕 「連絡?・・・・あの〜、なんか趣味とか見つけたほうがいいと思いますよ、じゃ、そういうことで」
女 「え、あ、そうですか・・・わかりました、じゃあ、お忙しいところ失礼しました。ではまた。」
僕 「はーい」
主婦ってそんなに退屈なの・・・?、ちょっと冷たかったかな・・・・う〜ん。
社会人になってから4回の転職をした。同年代の中では恐らく多い部類に入るだろうが、クリエイターという生き方なのでその回数は即座にマイナス評価に繋がるわけではない。会社を辞める際も、新しい会社を選ぶ際も、いつだって真剣だったから、面接による面接官や社長の人柄、そしてその企業のウェブサイトや会社案内、それだけのわずかな情報から、その企業の実態を知ることの難しさを今ではよくわかっているつもりである。
もちろん、企業ごとに人間関係、待遇、仕事への取り組み方といった、様々な面で、いいところもあれば悪いところもあり、そういう環境に適応していくことが自分自身を成長させるという考え方は今も変わってはいない。ただ、それでも、自分の成長だけを目的に生きているわけではないので、給与や待遇面で、自分の要望に近い会社を選べるに越したことは無い。
そのような理由から、今回は人材紹介会社を利用してみることにした。人材紹介会社、その名の通り人材を紹介する会社なのだろうが、世間的に見ても、人材派遣などと混同されることが多いようだ。先日、紹介会社の人に会っていろいろ話して来たので、そのときの様子を少し書いて見たいと思う。
EXCELファイルのエントリーシート、職務経歴書、履歴書に必要事項を記入してCD-ROMに焼いて事務所に訪れると、担当者が僕の持参した書類を見ながら3時間ほど話を聞いてくれた。
・これまでの職務について
・転職した理由
・今後どんなキャリアを積んで行きたいか
・どんな会社を探しているか
今の仕事に対する思いと、求める会社像を包み隠さず話してきた。例えば、
・これからは少し残業の少ない会社に勤めたいこと
・勤務地は、渋谷、恵比寿、新宿近辺が望ましいこと
・スーツは着たくないこと
・喫煙オフィスは避けたいこと
・常に新しい技術を身につけられる環境にいたいこと
・給料は〇〇円以上であること
・完全週休2日制であること
一通り話をしたあと、担当者が10分ほど席をはずして、僕の希望に近い企業の求人票を6社ほど用意してくれた。かなり贅沢な要求をしたつもりではあったのだが、予想以上にそれに近い求人があることに驚いた。もちろん完璧に理想に一致するものはなかったが、どれも妥協できる範囲内で、今まで勤めてきた会社よりもはるかに待遇面は良さそうである。
応募したい企業があればその旨を担当者に伝えて、その企業向けに志望動機を書くだけでいいということ。つまり、会社ごとに履歴書を書いたり、証明写真を用意する必要も無いようだ。
とりあえず第一印象では、人材紹介会社は「利用価値有り」である。
彼は頑張っている。もうどれくらい走り続けたのだろうか。1年だろうか。2年だろうか。正確なことはわからない。なぜなら彼が走り始めたとき僕はこの場所にいなかったのだから。ただ、この二週間程の間、彼は一箇所から動いていないのは確かである。それでも1秒ごとに次の一歩を進めようとしているのが遠目からでもわかる。
今、時計の針は3時37分43秒を指している。確か午前だったと記憶しているが、それについてももう自信がない。それぐらい彼がこの場所から動けなくなって時間が経っているということだ。なんにしても彼はこのコース最大の急勾配を超えることができないでいるのだ。一体いつやって来るのだろうか。もう限界かもしれない。恐らく僕が手を貸さない限り永遠にやって来ないのだろう。
3時37分44秒は。
「僕等医者に分かる範囲の病気ではないです。力になれなくて申し訳ない。」
その医師はそう言って深く頭を下げてくれた。35歳位の男性で、細い目をした優しそうな顔だったけど、その顔が見えなくなるくらい深く頭を下げてくれた。つい泣きそうになった。「まだ、こんな医者も日本にいるんだな〜」って感激したのだと思う。
僕はずいぶん前からこの結果を予想していたよ。にも関わらず、「ストレス」を原因として効きもしない薬を処方する医者にこの1年半の間、何度出会ったことか。悩みのない人間なんて世の中にいないのだから「ストレス」と言っておけば反論のしようがない。そんな心が透けて見えるような気がしていた。だからこそ今日は嬉しかった。
さて、「人間にもまだまだ未知な部分がある」ということを身を持って体験できたわけだが、これで気持ちは一区切りつけなければならない。これからは「呪いをかけられた」と思って生きていくとしよう。いや、「呪い」よりも「魔法」の方が響きがいいかな。この魔法がいつか自分の魅力に変わればいいのだが。
そんな考えに至ってから、先日久しぶりに見た「ハウルの動く城」のシーンが頭に浮かんできた。そういえばソフィーも呪いをかけられたからこそ、ハウルと心を通わせることができたんだっけ。
母が家中を警戒している。何を警戒しているかというとヤモリの出現である。ここ2週間ほどの間ですでに5,6匹、母はヤモリを発見しては家の外に放り出しているという。僕はそんな母に向かってこう言う。「ヤモリは家を守ってくれるんだから共存しなきゃ駄目だよ」と。しかし、母にはその考えは受け入れられないらしい。昨日はインターネットでヤモリの撃退方法を調べようとしたらしいが、「育て方しか載ってない」と嘆いていた。今日はついに保健所に駆除方法を電話で問い合わせたそうだ。ちなみにその回答は「ヤモリは害虫じゃなく益虫です。駆除方法はありません。」だったとか。
この家も増築などを繰り返してはいるが築35年程。「やっとヤモリに守られる家になったか」と僕は考えるのだが、もちろん母にはその考えが受け入れられない。
「あ〜っ」
正午前、小雨が降っていて肌寒い。そんな駅からの帰り道に突然、子連れの女性から声をかけられた。
よく見ると、中学校のときの同級生。
2歳ぐらいの女の子と手をつないで、背中にも女の子(たぶん)をおぶっていた。一言二言近況を報告。彼女は今は実家で暮らしているとか。髪型や服装などが家庭的になったものの、昔と全然変わらない、そのまんまおばさんになっていくんだなって思った。
「よく俺だってわかったね?」
「うん、なんか、それっぽかったから」
何が「それっぽかった」のか分からない。「姿勢」なのか「歩き方」なのか「服装」なのか、それでも7年ぶりに再会しても「それっぽい」って思わせるような、長い間変わらないものが自分にあるってことがなんか嬉しかった。
土曜日の夕方、アパートに帰ると、なぜか自分の部屋のドアの前に紙袋に入った花束が・・・、正直かなり怖い。どう考えても今日は自分の誕生日ではないし、その他記念すべき日でもない、誰かに恨まれただろうか・・・と警戒しながら紙袋の中身を調べてみたのだが、どうやら花束以外は入っていない模様。
それでも怖いのでさっさとアパートに備え付けのゴミ置き場に捨ててきたのだがあれは一体なんだったのだろう。「恨み」か「感謝」かわからない(たぶん部屋を間違えたのだと思う)のだが、それを誰かの「恨み」と受け取ってしまう性格が悲しい。
そんなに人に恨まれるようなことはしていないつもりだが、誤解は多少与えているような心当たりが有るのだ。
今日の日経新聞の社会面にこんな記事があった・
「マンションにアライグマ4匹 川崎、野生で繁殖か」
内容としては川崎市高津区蟹ヶ谷のマンションの出入り口付近にアライグマ4匹がいるのを小学生が見つけ、高津署が保護したということだ。ニュースになるほどすごいことだったのか。
え〜と、誰に言ったっけな。実家に帰ったときに親には言ったような気がするけど
帰り道、一度、会社帰りの高津幼稚園の前でアライグマ見たんだよ。「あ、アライグマだ」と思いながらもそんなにすごいことだとは思わなかった。ホントなんだけどな。
【参考サイト】
日経のサイトに載ってなかったので「サンスポ」のサイトから
http://www.sanspo.com/sokuho/0521sokuho034.html
つい先ほどの会社帰りの話である。23時5分渋谷発の田園都市線のほぼ中央。正確に何両目かはわからないがこの位置が溝の口の階段の前であることを僕は知っている。発車間際の人の波に押されて少し揺られて位置が定まると、例によって本を読みはじめる。時間の違いこそあれ、いつもと変わらない日常である。
20分程揺られて、そろそろ溝の口が近いことを知らせる車内アナウンスが流れる。本から視線をはずして周囲を見る。やはり疲れが顔に溢れている人が多い。僕の左隣の女性も僕と同じように本を読んでいた。歳は20代後半、女性らしい赤い革のブックカバーをつけた本に集中している。「何をそんなに熱心に読んでいるのだろう?」そう思って、今でも1.5以上はある視力を活かす。彼女の読んでいる本は「海辺のカフカ(上)」の146ページ。主人公のカフカが着ているTシャツに血が付いていることに気付くシーンだ。それは偶然にも僕が読んでいた本と同じ。さらにページまで全く同じだった。
この奇妙な偶然に気付いているのはもちろんその車両で僕一人。彼女は身長差があるので僕の持っている本は見えない。この偶然を僕一人で楽しむのは勿体無い。
彼女の本の横に僕の開いている本を差し出して、「ページまで同じなんて奇遇ですね」と一言。そんなことを一瞬考えもしたが、やはりキャラクター的に無理だ。怪しさを感じさせずにそんなことができる人間になりたいものだ。
彼女にこの偶然を教えてあげたかった。アパートへの帰り道、少し悔やんだ。
8時55分、まだ会社には社長と僕の二人きりである。社長は9時前に来て社内で新聞を読むのを日課としている。経営者の心構えとしては立派である。僕もそれを知っているので、今日は30分程早く出社し、こうして社長と向かい合っている。
「できるだけ早く、会社を辞めたいと考えています。」
思ったよりあっさり口から言葉が出た。
退職を言い出すのは僕の人生の中で3度目である。何度経験してもこの瞬間ほど緊張する事はない。一緒に働いている人達に少なからず迷惑をかける、多少なりともかけてくれた期待を裏切る事になる。そのことをしっかり理解しているからである。それでもこうして状況をつくり出してしまえば後は自然と進むのである。
退職を考え、それを実行に移すまでに僕は何度も自分自身に問いかける。「逃げているだけだろ」「今の仕事がいやなだけだろ」。相手の目をしっかり見据えて退職の理由を話すことで、「逃げているわけではない、自分にとって最良の道を選んでいるだけ」と、自分に改めて言い聞かせているのかも知れない。
とりあえず、僕の人生にとって大いなる一歩である。
「今日はもう仕事は終わった?」
ずいぶん長いこと同じ人からメールが来ていると思った。メールアドレスに届くのではなく、電話番号へのスカイメールだったが、よくある迷惑メールだと思って無視していた。
「もうメールで連絡するのが嫌なら空メール送ってください」
さすがになんか返信しないといけないかと思って返信してみた。
「誰にメールしているのですか?」
その先の展開は次のような感じ
相手:「え?ちあきさんじゃないんですか?」
僕:「違いますよ。」
相手:「おかしいな。以前、この番号で連絡したんですけれど。」
僕:「もう一度連絡先確認してみてください。」
相手:「そうですか、夜分遅くにすいません」
僕:「いいですよ。こちらこそ早く指摘しなくて申し訳ない。ずっと迷惑メールだと思っていたから」
それでメールのやり取りは終わった。相手も納得したようで、少し「いいことをした」感が僕の中で漂う。
10分程して、またメールが来た。
「オカマの戯言に付き合ってくれてありがとう」
おのれ!!!
少し早い昼食を取ろうと、コンビニで買って来たパンとペットボトルのコーヒーを出した。無意識にテレビをつけた。「イチロー258安打!」なんとタイミングのいいことか、ちょうどイチローが258安打目を打って球場全体がスタンディングオベーションという映像が流れていた。しばし、テレビに見入ってしまった。すばらしい!イチロー!
気を取り直してコーヒーでも飲もうとペットボトルを振った。ふたはすでに空いていた。部屋にコーヒーが大量に飛び散った・・・・まぁいいさ。イチローを祝して。
「あるある大辞典」でこんなことを言っていた。眠っている間も人は大量の汗をかく、だから眠る前とおきた後の水分補給は非常に大切だと。それを見てから水分補給の重要性を意識し、常にスポーツドリンクを買っておくようにした。最近ではペットボトルをベッドのわきにおきっぱなしにしてあることも年中である。
ある晩、夜中に目を覚まし、喉が乾いていたので、うとうとしながらペットボトルを探した。ペットボトルを手に取ると、中身をが〜っとのどに流し込んだ。
実はそれはウォッカのビンだった・・・胸の中が焼けるかと思った。



