住居を兼ねたオフィスは18階にあり、そのビルには2基のエレベーターが備え付けられている。
この2つのエレベーターには実はいくつか違いがある。
片方は背面の壁についている鏡が床から天井まで伸びているが、もう片方は腰よりうえの高さから天井までとやや短い。きっと、大きな鏡のほうは車椅子利用者のためのエレベーターなのだろう。扉の横とは別に、横河の壁の低い位置にもコントロールパネルが取り付けられている。ちなみにどちらの鏡も手をつけると鏡に映った手と隙間があくことがない。つまりマジックミラーということだ。
さて、気になるのはもう一つの違い。こんなの誰も気にしないだろうが、鏡が短いほうのエレベーターは行き先のフロアナンバーが振られたボタンを押して点灯させ、そこからさらに2回押すとキャンセルできるということだ。
キャンセルできるエレベーターが存在するのはもちろん知っていたが、同じビルのエレベーターの片方にキャンセル機能があって片方にキャンセル機能のない理由がわからない。車椅子利用者は目的階を変更してはいけないということか?



