先日、携帯大手のドコモが新しいロゴを発表した。正直あまりかっこいいとは思わないのだが、ひょっとしたら時間の経過とともに慣れていくのだろうか。そんなこともあって少しロゴについて語ってみたくなった。
企業のロゴはここ数年で大きく変化したように思う。2000年以降に立ち上げられた企業のロゴの大多数には、複数のカラーやグラデーションが施されているのではないだろうか。これは、ソフトウェアなどのデザイン環境の普及によってのせいだろう。そうやってグラデーション処理などが施されたロゴは、非常に新鮮で、その企業は何か新しいことをやってくれそうな印象を受ける。
しかし、それは優れたロゴと言えるのだろうか。
グラデーション処理や、異なる色を隙間なく重ねてこそ個性的なロゴは、当然のことだが、白地にカラーという印刷物でしかその魅力を発揮できない。しかし、ロゴとは、製品や印刷物など、その企業に関連するあらゆるものに印刷されて他社のモノとの違いを明確にするためのもの。時には単色で、時には黒字に白抜きでも個性を発揮してこそ、ロゴの役割を果たしているといえるのだろう。
だから、伝統ある企業のロゴは必ず、フルカラーのパターン、モノクロのパターン、白抜きのパターンなど、複数のパターンが用意されているのだ。そして、長い間愛されるロゴというのは、往々にして単純な図形の組み合わせであることが多い。
個人的に好きなのは、三井住友銀行のロゴ。




