英会話倶楽部で顔見知りの女性が、英語を学ぶ理由として、「家庭内の息子との会話を英語で行いたいから」と言った。最近よく聞く話だが実際はそれは子供の成長過程および将来にどのような影響を与えるのだろう。
実際には日本人の就いている大部分の職業において、英語能力は義務教育レベルで十分なわけだし、逆に、もっと英語を身につけたいと思ったら学ぶより先に英語圏に居を構えることでなんとでもなるのだから、そうやって幼いころから家庭内で英語を使うことは、無意味に思う人も多いのかもしれない。
しかし良く言われるように、子供のころの方が言語に対する抵抗も少なく、英語を身につける速度は速いのかもしれないし、こういう教育が注目されているのは、多くの日本人が言葉の壁を感じて、自分の世界を日本という狭い範囲にとどめてしまったことに後悔しているからなのだろう。
僕自身は、言葉の壁を感じて日本から出れないのは、言語能力よりも、勇気の問題だと思うのだが、家庭内で英語を話すというその教育手法には否定するつもりもない。
ただ思うのは、そうなるとその子供は母親と父親という2人の人間からしか英語を聞く機会がないわけで、そんな環境で、イギリス英語、アメリカ英語など多くの訛りが存在する英語を抵抗なく聞き取れるようになるのだろうか。ということ。同時に、その両親は英語力を維持するためにそれ相応の努力が必要ということだ。
投稿者 masato : 2008年03月17日 08:23


