2008年02月29日

あの会社のこんなとこ

クリエイターの宿命で転職回数は必然的に多くなる。そして、過去所属した会社の中には、いいところもあれば悪いところもあり、完全に満足する環境の会社なんてもちろんないのだが、今後の教訓的な意味も含めて、そんな中の一つを書いてみたくなった。

5,6年前に勤めていたとある会社。そのときは採用やら社長のコネやらで社内で働く人間が突然3,4人増えたりした。会社は18時が定時で、残業代など当然出るはずがなく、それにもかかわらず、多くの作業と、突如として入ってくるクライアントの要望への対応などで、みんな22時頃まで働くのが常と成っていた。そんな中、入ってまだ2,3ヶ月程度の女性が19時頃、僕に聞いてきた。

「自分の仕事終わったんですけど何か手伝うことありませんか?」

そう、なぜかその当時、その新しく入ってきた人たちが作り出した雰囲気なのか、「仕事を終えたら他の人を手伝うのが当然」みたいな空気が漂っていた。それがすでに定時を過ぎているにも関わらずである。

「ああ、自分の仕事終わったんならさっさと帰れば?」

僕はいつだってそう言う。しかし、中にはこれ幸いとばかりに自分の仕事を手伝ってもらう人間もいて、そういうことが繰り返されるうちに予想通りのことが起きる。

それから数週間後の残業時間(もちろん残業代は出ない)。明らかに仕事ペースを意図的に落としていると思われる女性を発見。疲れてペースが落ちているのではなく、明らかにもう仕事がないにも関わらず仕事をしているフリをしている。彼女がやっていたのはその日のうちにやらなければならない仕事でも、その日にある程度こなしておかなければ見通しが立たない仕事でもなんでもない。

そりゃあそうだ、仕事を早く終えても他の人を手伝わなければならないなら、自分のよく分かっている仕事を自分のペースでみんなが帰り始めるころまでやったほうが、他の人に命じられた仕事で予想以上に遅くまで残業するよりマシなのだから。その結果。仕事に余計な時間をかける空気が新しい人たちの間に明らかに蔓延。

「早く終わらせれば早く帰れる」

これを徹底することが、社員に仕事をスピーディにこなすためには必要なのだ。

ちなみに、どうしても一人で納品期限までに仕事が終わらなければ、それはその仕事の担当者が自らヘルプを求めるべき。当人のスケジュール管理能力の欠如である。

投稿者 masato : 2008年02月29日 02:04
コメント

「忍耐・努力は美学」みたいな思想が日本人の根底にあるかぎり残業は減らないと思います。自分の仕事が終わったら帰ればよくて、それでも十分会社には利益は出るのに、早く帰ると楽してる=悪いことみたいな感じになるんではないですかね・・・。

結果さえよければ忍耐も努力も必要ないと思います。日本人は忍耐や努力が目的になってる。だから残業ばかりする。忍耐や努力が目的なのはせいぜい中学生までで、義務教育が終わってからは、いかに楽して結果を出すかが大事です。

Posted by: nori : 2008年02月29日 21:28

ははは、その通りですな。
忍耐は日本人の美学。
でも最近でこそそれを忌み嫌う人は多いし自分もその口ですけど、
戦後はその忍耐こそが高度経済成長を支えてきたのですから、
日本人の伝統的な長所として受け入れるべきなのでしょうね。

とはいえnoriさんのおっしゃるように
何事も目の前の物事だけでなく
最終的な目的にいかに近づくかをつねに考えられない人は
「成功」には程遠いのでしょう。
自分ももちろん仕事は楽して稼ぐべき。
そういう考え方です。
「時間」も「お金も」大量にあるほど幸せなことはありませんから。

だから「私、今日で2日間寝てないんです」とか
徹夜自慢してくるやつの気が知れないです。
あれは一体何をアピールしているんでしょうかな。
仕事遅いか、スケジュール管理ができてないだけだろ…って
いつも思っちゃいますな。

Posted by: masato : 2008年02月29日 22:51

ご無沙汰です。時々読んでます〜。

大人数がパソコンとにらめっこしてる職場って、お疲れとかお先に失礼とか言わないで気づいたらいないって状態って割といいんじゃないかなって思うんですよね。
あれ、いない。帰ったか。みたいな。

それか独自の簡単な挨拶編み出すとかね。

「したっ!」

とか。

Posted by: : 2008年03月01日 04:18

ご無沙汰ですー。って誰だろう。
(mixiの足跡からだいたい予想済み)

しかしそれを許すならいっそのこと
各作業場は完全にパーティションで仕切られてて見えなくて
帰るときも一切見られない…ぐらいまでやって欲しいな。

「あれ〜今日こいつはいなかったのか…」みたいに。
メッセンジャー上には存在するから業務上問題なし、なんて。

そうなるとオフィスの意味も薄れてくのだが
自分にとってはそれが理想かな。
家にいても作業のモチベーションが保てるなら
通勤時間と、会社の光熱費は削減できるということ。

この辺はもっと回線の高速化が進んで
WAN経由でのファイル共有がスムーズに
行えるようにならないとつらいのだろうね。

しかしコミュニケーションの部分では
Skypeの音声チャットなどでいくらでもやりようがあるわけだから
ああ…なんか自分の理想の会社を作りたくなってきたぞ…

Posted by: masato : 2008年03月01日 10:46
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