FX(外国為替証拠金取引)の人気が投資家の間で高まっているのだそうだ。そしてFXにのめりこむ人の多くは高レバレッジ、つまり、業者に預けた保証金の何倍もの取引をしているのだと言う。
ちなみに僕自身は3年ほど前から貯金の半分程を外貨建ての投資信託で運用しており、為替の変動を利用して資産を増やすという点ではFXと変わらないが、せいぜい年間で5%程度の利益である。FXの手数料の安さと、閲覧画面に取引結果がリアルタイムに反映する点に魅力を感じて、以前口座開設を申し込んだが、なぜか業者からの口座開設通知が来ないのでその段階で止まっている。
さて話を戻すと、このFXブームの原因は一体どこにあるのだろう?と考えたとき、ふと一つの可能性を思いついた。上にも書いたように、FXにのめりこむ人の多くは高倍率の取引で、ほとんどギャンブルのような運用の方法を行っている。実際、その多くが多額の損失を抱えた経験を持ちながらも、ハイリスクハイリターンの魅力からやめることができないのだという。
つまり、その多くはパチンコや公営ギャンブルにのめりこむ人と根本的には違いがないのである。ただ違うのは、「ギャンブルなんかにのめりこんで・・」とか「どうせ儲かるわけないのに・・」という風に、世間から冷たい見られることがないということだ。それどころか、「FX?為替?」「ホームトレード?」「なんだか賢そう・・」という目で見られさえする。そんな尊敬のまなざしを欲している人は意外と世の中にいるのだろう。
結局、FXの高倍率取引は、実質ギャンブルと大差ないにも関わらず、無知な世間の人々がそれを推奨する空気を作り出し、パチンコなどにのめりこむことに抵抗を持ちながらも、人から尊敬されたい、というような世間体を気にする潜在的なギャンブラー達を覚醒させた結果ではないだろうか。
とりあえず、無知が当人だけを苦しめているうちは我関せずである。
投稿者 masato : 2007年12月09日 02:16


