2006年12月31日

番組は変わる

ブロードバンドの普及により映像番組(PCもあるので「テレビ番組」とは敢えて呼ばない)はオンデマンドへと徐々にではあるが移行している。有料で番組を配信する企業はまだ多いが、GyaOのようにCMを効果的(※1)に入れることによってスポンサーからの収益を制作費に充て、無料で配信する企業も存在する。僕自身はGyaOのみしか利用したことがないので比較はできないが、個人的には無料配信へと視聴者は流れていくものと予想している。

さて、CMを挿入してスポンサーからの収益を得ている以上、視聴率こそが番組制作側にとってもっとも重要なものであることは今までと変わらない。しかし、オンデマンドという配信形態においては、「視聴率」はこれまでと少し異なる。テレビ放送において、「視聴率」とは全国に1万世帯程度という少ない標本数からの算出であったが、オンデマンド配信においては何回視聴されたかを正確にカウントすることができる。そして、すでに一部のオンデマンド配信サービスでは開始されているが、番組を視聴した視聴者がその番組について評価ができるシステムも今後広がっていくことだろう。そしてその各々の番組に対する視聴者の評価は、その後その番組を見る視聴者の数に大きく影響を及ぼすはずだ。

つまり、今までは、番組の予告を事前に放送したり、新聞のテレビ欄のコメントで視聴者に「面白そう」と思わせれば視聴率を稼ぐことができた。(サスペンスなら「温泉」とか「美女」がやたらとテレビ欄に目立った)。ところが今後は、スポーツや最新ニュースのようなリアルタイムで見ることにこそ価値がある番組を除けば、「面白そう」ではなくて「面白かった」でなければ視聴率の稼げない時代がやってくるのである。

そう、少しずつ番組は変わる。面白いものに、内容の濃いものに。まだ時間はかかるだろうが。期待している。

※1 Gyaoでは視聴者の年代、性別によって流すCMを変えている。

参考サイト
オンデマンドTV
ShowTime
GyaO
gooブロードバンドナビ
Yahoo!動画
「視聴率」Wikpedia

投稿者 masato : 2006年12月31日 17:05
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