時には、テレビドラマに熱中したり、小説の中の登場人物に一喜一憂したり、いつもより早く眠って長く夢を見ることを求めたり・・・そうやって別の世界に一生懸命自分を引きずりこんでまで、目の前の悩み事を忘れたい。そんなふうに思う日もある。
予定の入ってない休日がたまにある。そんな日、僕はのんびり読書のできる環境を求めて駅前を徘徊するのだ。なぜなら、一人暮らしで部屋の中で読書をしていると気分が滅入るし、夏と冬は空調代ももったいないからだ。
だいたい行く場所は決まってたりするのだが、どこも理想の読書環境といえる程のものではない。とはいえ僕の注文が決してうるさいわけではないと思う。嫌煙家ということで、しっかりとした禁煙席がないとダメだという譲れない条件はあるにしても、「リーズナブルでゆったりくつろぎながら読書したい」という多くの人が考えることと、求めているものに大差ないだろう。
先日は12月28日にOPENしたばかりの駅前のドトールに行ってみた。ドトールといえば喫煙家が集まるところというイメージがあったのだがさすがに昨今の流れを汲んでか、2フロアの1Fは全席禁煙で2Fは喫煙席との間にガラスに仕切りが設けてあり、ドトールにしてはかなり上出来だった。価格も見てみると、もっとも安いのがブレンドコーヒーで180円から。そんなわけで非常にリーズナブルだが、個々のスペースは非常に狭く、さらに残念なことにコーヒーカップは冷めやすく当然お代わりもできない。
では分煙化がしっかりしてあり、さらに冷めにくいカップを用いている高級店舗のスタバやタリーズコーヒーはどうかというと、スタバは本日のコーヒーなどが260円から、タリーズコーヒーはアメリカーノなどが270円からと当たり前だがやや高め。そしてこちらものんびりできるほど個々のスペースは広くはない。
そこで少し路線はずれるが2年ほど前までよく言っていたのがミスタードーナツ。こちらは個々のスペースもそれなりに広く、アメリカンコーヒーなどが262円からとやや高めだがお代わりは自由。このお代わり自由というのが長く時間を過ごす上では非常にポイントが高い。しかし僕の知る限りあまり分煙化が進んでいないのが悩みの種だ。
結局、今日も溝の口駅前の高津市民館のソファに座って、自販機で買った缶コーヒーを片手に読書にふけることになるのだ。どこかに理想の環境はないものだろうか・・・
来週よりTBSで放送されるドラマ、「白夜行」。原作は数年前に友人から薦められて読んでいて、今でも僕の読んだ東野圭吾作品の中ではベスト3以内ににランクインする。
「宿命」「変身」「秘密」など、今までにも東野圭吾作品のいくつかが映画化されているが、「白夜行」に関してそれは不可能だと思っていた。でもドラマとなれば違う。主演は山田孝之に綾瀬はるか、さらに主題歌は柴咲コウと、どうしても「セカチュー」を連想してしまうキャスティングではあるが、あの切なく悲しいストーリーをどんなドラマに仕上げるか、ちょっと今クールは注目してみたい。
周囲から同情を集めるような内容になるのでしばらく書くのを避けていた自分のこと。それでも書くことによって、同じようなことで悩む人たちの悩みを少しは和らげることができるのだろうか。
4月29日に襲われた目眩(めまい)、吐き気、動悸。すでに半年以上が経過し、その間、会社を休職したりし、耳鼻科、神経診療科、鍼灸院などさまざまな治療を施すことによって、症状はある程度収まってきたものの全快には至らず、常に軽い目眩(めまい)が続き、激しく運動すると吐き気が襲ってくるという状態が今も続く。原因は長い間激務に追われ続けたためだと予想をつけつつも、はっきりとしたことは未だにわからず。そんなわけで仕事にもプライベートにも全力投球出来ない日々が続いた。
しかし、普段取られるだけの社会保険や失業保険。恩恵を受ける側に回ると意外と有り難いもので、傷病手当などは失業中も通常時の給料の6割を受け取ることができるらしい。それもあって今日ひとつの決断をした。
必死で現状維持するよりも、少し立ち止まることが逆に次のステップへの助走になるのかもしれないと。常に前を向いていれば、進んだ先がどこであれその場所が前なのだと。そう考えての決断だ。
とりあえずこれで、
両親と7年ぶりに一緒に暮らすことができる。
30代という人生の節目に、もう一度自分の行き方を見つめなおす時間を得られる。
ワールドカップドイツ大会はしっかり見ることができる。
今はそんな機会が得られたことを嬉しく思う。前向きに。



