2005年08月12日

28日目

社長とMSN Messengerで少しやりとりした。とりあえず15日からの復帰はムリな旨を伝え、8月中には何らかの決断を出すことを伝えた。

家にいてもたぶん体に良くないし、かといって外に出て喫茶店に行っても金がかかるので、とりあえず二子玉まで歩くことにした。その途中によく通う図書館があるので、暑さのための休憩にと立ち寄って、せっかく立ち寄ったのだからと新たな刺激を求めて本棚を眺める

すると近くで男性の大きな声がした。

「ここに座るなって言ってんだよ。そういう規則なんだから」
「あんた誰?係りの人じゃないでしょ?」

なにをもめているのだろう、と除いてみると、どうやら勉強にしに図書館にやって来たにもかかわらず自習室に空きがないため図書館の隅の絨毯(じゅうたん)の上に座って本を読んでいた学生がいて、その学生に対して少しアルコールが入っていると思われる50過ぎの男性が注意をしているようだ。いつものごとく「我関せず」と放っておいて僕は探している本棚を物色している、すると次第にエスカレートし始めた。

「俺だけに文句言うなよ。向こうにも座っている人いるじゃないか」
「そんこと関係ねんだよ。なんだ?やるか?」

他の利用者は誰も見向きもしない、「見てみぬフリ」というのではなくて、もはやそんないさかいも日常の一部分として受け入れているようだ。ちなみに図書館の係員は半分以上は公務員なのか、与えられた仕事以外のことはしない。つまり他の利用者の迷惑になるからといって止めるそぶりもない。さすがにうるさくなってきたので

「そろそろ終わりにしましょうよ」

と間に入ったときには、その50過ぎの男性は長袖のシャツを脱いで、首に巻いて、袖を引っ張って(つまり自分の首を絞めるような感じで)「殺(や)れるもんなら殺(や)ってみろ」と学生に向かって叫んでいた。

とりあえず間に入ったことでわりとあっさり終わったのだが、少し考える。

注意されて素直に謝れず、他の人を引き合いに出す学生。きっと規則を知っていても頭ごなしに否定されたために謝りにくかったのだろう。
注意した50過ぎの男性。平日の図書館にいるということは自分の居場所がないのだろう。この出来事は彼が人との接点を求めた結果なのかもしれない。
関与しようとしなかったほかの利用者たち。関係のない人のに首をつっこんで得をすることのほうが稀な世の中なのだから仕方がない。「電車男」のようなできごとは100回のうち1回もないだろう。
図書館の係員。一生懸命やっても適当にやってももらえる給料は変わらないのだ。

その後は二子玉高島屋の屋上庭園のベンチに座って本を読む。最近知識欲が止まらない。いいことのか悪いことなのか・・

投稿者 masato : 2005年08月12日 21:02
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