経営者と社員は対等である。経営者が賃金を支払うのと引き換えに社員は労働力を提供する。言ってみれば資本主義社会の当然の関係である。しかし、大部分はこの対等の関係がどちらかに傾いている。そのきっかけは非常に小さなものある。例えば、雇ってもらったときに社員が必要以上に「雇ってもらってありがとうございます!」を連発してしまえば、経営者の方が「雇ってあげた」という貸しを作ったことで立場が上になるし、一人の社員が「辞めようかな〜」とぼやいたときに必要以上に経営者が「どうか考え直してくれ」と必要以上に頭を下げれば、その社員は「頼まれたから残ってやった」という貸しをつくって立場が上に立つ。結局、経営者の下で社員として働く以上、立場が上にいたほうが居心地のいい毎日が送れるということだから、その小さなきっかけを不用意に作ってはいけないということだ。
で、僕はというと、3ヶ月ほど前に、以前勤めていた会社に引き戻された。つまり僕が今の会社にこだわる思いよりも、会社が僕にこだわる思いの方が強いということだ。だから自分の中ではすでに立場は上。だから毎日は「このやり方が気に入らなければクビにしてください。いなくなって困るのはそっちでしょ」という態度である。(といってももちろん仕事を適当にやっているわけではない)。「一生懸命働きますからクビにしないで。」なんて態度を出して(そんな気持ちもないけど)、立場を逆転されるような行動はこれからも決してしないのである。
投稿者 masato : 2005年03月16日 14:42 | トラックバック(0)


