2004年03月22日

42.195km(結果報告)

3月21日、サッカーのチームメイト4人で荒川市民マラソンに挑戦して来た。コースは戸田橋をスタートして江戸川区の荒川大橋を折り返して戻ってくる42.195km。毎週のようにサッカーやフットサルをやって一般の人と比較したらはるかにスポーツ漬けの生活を送っているのだが、フルマラソンとなるともちろん4人とも初めて。自分が今までもっとも長い距離を走ったのは高校のときのマラソン大会で10Km。約10年前の話である。まず新宿で埼京線にのった時に驚いた。明らかに「これからマラソンします」って人でごったがえしている。そんな状態だから浮間船渡の駅に着いてから改札を出るまでに15分ぐらいかかってしまった。自分は普段着で現地に着いてから着替えようと思っていたので、ある意味浮いていたかも。

現地に着いて諸々の手続きを済ませるとスタート時間が近付いてきた。指定のスタートラインに向かうことにする。ゼッケンナンバーでスタート位置がある程度決まっている。自分のナンバーは「12628」。500メートル程向こうに「12000〜13000」のプラカードが見える。スタート時間まで後5分程。まずここでダッシュして余計な体力を消耗することになる。スタート位置に着いてしばらくすると9:00になった。なにも聞こえない、まったく動かない。たまにぞろぞろ前に歩き始めてはまた止まるを繰り返す。近くにいた係員に聞いてみた。「これってもう始まってるんですか?」「始まってますよ。この位置だと動き出すまでに15分ぐらいかかります。」が〜ん。スタートの緊張感もなにもあったものではない。結局スタートラインを超えたときには時計は15分を回っていた。

ようやく「走ってる」という感覚になったのは2kmぐらいを過ぎた頃だろうか。周囲を気にしてみるといろんな人がいるものだ。音楽を聞きながら走っている人、携帯でメール打ちながら走っている人など全然普通。ドラえもんの着ぐるみを着たまま走っている人やウェディングドレスを着て走っている女の人までいる。いったいこのうちのどこまでが7時間以内に完走するつもりでいるのだろうか(制限時間は7時間)。自分の目標はとりあえず4時間代で完走すること。あまりダラダラ走ってもしょうがないので時計を見ながら1km6分で走ることを考える。

4.1km地点から約2km間隔で給水所が設置してある。1回置きに水分補給をする。気温が上がってきたので体や顔を濡らすとずいぶん楽になる。給水所には水やスポーツドリンク、濡らしたスポンジの他に、バナナやビスコまで置いてある・・「走っている最中に誰がそんなもの食べるんだ」という疑問が生まれる。10km通過時点でタイムは1時間6分。スタートの15分程のロスを考えると、1km5分強のペース、予定より速めだけと全然このまま行けそうなので現状維持。これなら3時間代で完走することも可能かも・・とよくばりな思いが頭をかすめる。14km地点で片側に寄せられたと思ったら15km地点では折り返して来たトップがやって来た。恐ろしいスピードである。思わず声援を送りたくなる。だんだん沿道で足を伸ばす人が目立ちはじめる。

21.105km地点。折り返しである。タイムは2時間1分。息も上がっていないし、足も普通に動くし、特に問題ない。折り返しすと向い風で急に走りにくくなる。23km、第8給水所。このあたりにくると水分補給の重要性を体が感じはじめる。スポーツドリンクを飲んで、水で顔を洗って、スポンジで体を濡らす。最初はバカにしていたバナナさえもしっかり口に含む。

25.4km、第9給水所すぎ・・・突然足ががくんとなったと思ったら、急に動かなくなる。一度歩いたらもう走れなくなりそうで、そう思いながらも足が上がらなくなる。ここからは歩くのと走るのを繰り返すことになる。走るといってももはや普通に歩いているのとほとんど変わらないスピードである。30km過ぎ。もはや歩くので精一杯。タイムなんてどうでもいい。残り10kmを時速6kmで歩いたとしても制限時間以内に完走できることを頭の中で計算してたりする。この辺りでウェディングドレスの姉さんに華麗に抜かれるがどうしようもない。給水所がなんと待ち遠しいことか。給水所ではバナナはもちろんブドウ糖、飴、タブレットなど食べられるモノはなんでも口に入れる。

35km過ぎ。もう歩いている人もかなり目立つ。ガードレールを利用してストレッチする人。歩いた方が早いような走り方しか出来てない人。そんな人ばっかりである。道ばたには毛布にくるまれて倒れている人がいる。前から救急車がやってくる。人の事なんかどうでもいい。この辺りでドラえもんに抜かれる。「ドラえもんの中身はものすごいアスリートなんだ」とようやく気付く。沿道の人たちの「頑張って〜」の声が恨めしい。「お前が走ってみろ・・」。第13給水所でのシャーベットがなんとおいしいことか。

京浜東北線の高架下を超えて40km過ぎ。1kmが長いスタート時は10kmさえも短く感じたのに・・ゴールが近いという感じがまったくしない。見なれた景色であることは確かである。遠くの方に埼京線が走っているのが見える。41km、ようやく声援らしきものが聞こえる。ひとだかりが見える。沿道からの声援が「がんばれあと1km!」、残り500mを切ると、ようやく「最後ぐらいは・・・」と思って走り出す・・なんとか動くものだ。最後は一応走ってゴール。

正確なタイムは結果が郵送されてくるまで分からないが5時間15分ぐらいだろうか・・マラソンをナメていたことを実感。ちなみに残りのチームメイト3人はそれぞれ4時間30分、5時間30分、6時間40分だった。とりあえずサッカーとは使う筋肉が違うことを実感。また来年挑戦しよう・・今度はペース配分をもっと考えて。(本当か?)

投稿者 masato : 2004年03月22日 04:29 | トラックバック(0)
コメント

沿道の人たちの「頑張って〜」の声が恨めしい。「お前が走ってみろ・・」。

masatoらしさが出ていて噴出してしまった・・・。

Posted by: K.S.K : 2004年12月26日 06:55

がはは〜
褒められているのか、けなされているのか・・

Posted by: masato : 2004年12月28日 01:51
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