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2013年1月 3日

東京英会話倶楽部

英語に限らず、言語の上達には話すのが一番。自己紹介のフレーズを一通り覚えたら英会話サークルに参加するのをお勧めする。というのも、やはり誰かと話すと「もっと思いを伝えたい」と思うだろうし、また同じように英語を勉強している人にも出会えるので刺激になるし、お互い勉強法も教え合えるはず。

ここ5年ほどそこらじゅうの英会話サークルに顔をだして、それぞれのいいところ悪いところが見えてきたので、少しずつ紹介していきたいと思う。

今回は最初なので、おそらく「英会話サークル」と検索すると最初に引っかかる「東京英会話倶楽部」から。

こちらは都内だけでなくそこらじゅうで毎日開催されいているサークル。参加料は500円。テーブルは初心者テーブル、初中級テーブル、中上級テーブルに別れていて、MCと呼ばれる進行係が全体を仕切っている。ネイティブスピーカーは参加費が無料となっているのだが、ネイティブスピーカーがいることは残念ながらほとんどない。ある意味初心者にとっては気楽かもしれない。

どの会場も同じメニューに沿って勧められる。まず最初は「Break the Ice」と呼ばれるもので、向かい合った人と1分ずつMCが与えるテーマについて一方的に話す。この間、聞いている人は聞き役に徹する。テーマはその季節にあったものが多く、例えば「花見について」とか「バレンタインについて」とか、話慣れないテーマになると上級者でも意外と難しい。

その後は「Group Talk」とよばれて、50分ほど同じテーブルの人で会話する。通常は順番に英語で自己紹介しながら進める。もちろん質問があればその人にどんどんしていっていいし、会話が自己紹介からそれてもまったく問題ない。おそらくこの時間がメインといっていいだろう。

次は「Group Work」とよばれる時間で20分ほど。MCが配るプリントに同じテーブルの人で英語で話しながら進める。まれにであるがかなりレクリエーション色に富んだものもある。 個人的に好きなのは封筒のなかに英語の単語の入っているもの。一人がそのなかから紙をひき、その紙にはある単語が書いてあって、その単語を使わずに英語でヒントをあたえてその単語をあてさせるゲーム。例えばその単語が「Earthquake」だったら、「It is one of a natural disaster. You experience sometimes.」というように英語で説明するのだ。 同じように有名人の似顔絵が書いた紙がはいっていて、その有名人が誰かを英語でヒントをあたえるものも面白いと思う。 

最後は「1対1トーク」というもの。番号の書いた紙が各自に配られ、同じ番号の書いた人同士でペアになって15分ほど英語で会話をする。このときだけは、レベルが関係なしに紙が配られるので、上級者と一緒になったら教えてもらうつもりで、初心者と一緒になったらゆっくり話してあげるべきだろう。 以上、全体では2時間弱で、会場によってはその後一緒に食事にいくことが常になっている場所も多く、英語の上達だけでなく、交流や知識を広げる場所としてもお勧めできる。

MCの裁量によって4人テーブルにしているところもあれば6人、7人テーブルにしている会場もある。どちらにもメリットでメリットあり、やはり人数が少ない方がたくさん話す事ができるが、会話が続かないような面子になったときにつらい。人数が多いと会話がなくなるということはないが、逆に話し足りないということもある。 また、参加している年齢層が幅広いので、一緒のテーブルになったメンバーによってはなかなか共通の話題が見つからない事もある。会場によっても年齢層に違いがあり、個人的には自由が丘や下北沢、吉祥寺あたりは年齢層が比較的若かった印象を持っている。

僕は基本的に週末に参加しているが、平日は聞いたところによると仕事帰りに寄る人が多くてどうしてもビジネスよりの会話になりやすいとか。 料金的には毎週通ってもそれほど厳しくないはずなので、選択肢の一つに入れておいたらどうだろう。

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