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2012年12月31日

it is

よく言うカタカナ英語と、本当に英語っぽい英語の違いって何だろう。

きっと、本当のネイティブの人と話すとすぐに「やっぱりネイティブは発音が違う」って気づくはず。つまり耳ではその違いを認識しているという事だ。耳ではその違いが認識できるけどそれを自分では話せない。そんな人が日本人の英語を勉強している人には多いらしい。

今回はよくあるカタカナ英語をネイティブ英語に変える方法について一つ。

さて、

It is....

というよくつかう表現。(会話の中では「It's」になることが多いかもしれないが)日本人の多くはこれを「イトゥ・イズ」って発音する。でも、カタカナで書く「イトゥ」はどちらかというと「eat」に近い。「it」はむしろ「エトゥ」と「イトゥ」の間ぐらいの音だと思うといいだろう。いろんなネイティブスピーカーの発音を聞いているとほとんど「エトゥエズ」としか聞こえない人もいる。

おそらく僕ら日本人はローマ字を学んだときに「i」=「イ」、「e」=「エ」と覚えているからどうしてもそれが心に残っているのかもしれないが、英語においてはむしろ「i」=「エ」、「e」=「イ」の方が多いという事だ。

さて、例として「it」を挙げたが、これは発音記号で「i」を持つ単語のすべてに言える事。それをふまえていままで覚えた単語を見直してみよう。「live」「six」「kitchen」...。これだけでもずいぶん英語らしい発音になるはずだ。

このことを考えていつも思い出すのが、中学校時代、ネイティブスピーカーが英語の授業にやってきたときの話。友人が「あの人のsixはsexに聞こえた!!」と喜んでいっていた。思春期の中学生らしい発想だが、むしろ耳で聞いた音を素直に表現している点でそれは正しい。sixの「i」も「イ」と「エ」の間の音だから「セックス」と聞こえることも当然ありうるのである。



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