趣味/関心事_ダンスの最近のブログ記事

オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
高校入学と同時に、食べ物に釣られて社交ダンス部に入部してしまった雪也(ゆきや)だが、徐々に社交ダンスの魅力にはまっていく。しかしやがて部の存続をかけて競技会に出場する事になる。

社交ダンスのモチベーションを上げるために、社交ダンス関係の本をなんでもいいからと思い、本書に出会った。少しずつダンスの魅力にはまっていく流れは、非常にありがちではあるものの、挿絵も非常に奇麗で、普通に楽しむ事ができた。特に目新しさはないが、ダンスに興味を持っている人、普段楽しんでいる人が少し違った角度から改めてダンスに目を向けようとしたときには本書はちょうどいいかもしれない。

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オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
魅力的なボールルーム王者だったビルとボビー・アービンの哲学を語る。

解剖学からダンスの姿勢を語っている。体の各部の骨の名称を用いて姿勢やライズ&フォールの体の動きを説明しているが、なかなか文字だけで理解するのは難しい。それでもいくつかダンスの動きや姿勢のあるべき姿として気付かされるものはあるだろう。

本書によって、長い間疑問だった、フェザーステップとフェザーフィニッシュの違いはようやく理解する事ができた。

フォーラウェイリバース&スリップピボットではフットワークもよく間違われます。これを踊る際にとても重要なことは、男性は自分のウェイトをしっかりトウの方に持って行くことです。男性が2歩目に入る所をこんな風に想像してください。ーー男性の右足トウの下にはコインがあります。そのコインを3歩目から4歩目のスリップ・ピボットまで引きずって行くのです。そうすれば2歩目右足のヒールを下ろすばかりか、トウまで上げてしまうという、間違いを避けることができるでしょう。

後半ではダンスの歴史についても多くのページを割いて説明している。クイックステップやスローが生まれた歴史的背景も知っておくと面白いかもしれない。

そもそも文字だけで動きをすべて説明しようとするのに無理があるのか、僕のダンスに対する理解が、まだ本書を理解する程度まで達していないのかはわからない。数年後にまた読んでみたいと思った。

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オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
学生時代からダンスに打ち込んで、海外でも活躍した著者だが、ダンスパートナーでもあった夫と分かれてから、苦難の人生が始まる。

5年生存率わずか7%という難病を患うのである。担当医との確執などを経ながら、再発と手術を繰り返して行きていく様子が描かれて行くが、本書は闘病記ではない。病気と闘いながらブラインドダンスなど目の不自由な人のためにダンスを教える事に尽くし、できる範囲で一生懸命生きることの大切さを教えてくれるのである。

また、同じダンスをする人間として、著者が関わったブラインドダンスというものに興味をかきたてられた。ダンスをしていない人にとっては想像しにくいかもしれないが、社交ダンスに置いて相手の動きを察知する能力というのは非常に大切で、目の不自由な状況こそ、その能力をもっとも伸ばす事ができるに違いない、と思うのだ。

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オススメ度 ★★★★☆ 4/5
バレエダンサーであるミスティ・コープランドのこれまでの人生を描く。

バレエというと、裕福な家庭の女の子達がするものというイメージがあるが、著者であるミスティはどちらかというとかなり貧しい家庭の生まれである。それどころかMistyの母は何度も結婚と離婚を繰り返したため、強大も別々の父親を持ち、たびたび引っ越しを繰り返し、モーテルに住む事まであり、自分の部屋どころか自分の寝床を確保することさえ難しいような子供時代を過ごしたというから驚きである。

しかし、才能のある人間は才能を見つけて育てる人間を呼び寄せるのか、それともそんな人間に恵まれたから才能が開花したのか、いずれにしても、成功者の周囲には必ず鍵となる人物がいるものだ。バレエ教室を経営するCindyがまさにMistyにとってそんな人間となる。遅くにバレエを始めたMistyの才能に早くから注目し、教室まで遠くて通う事ができないMistyの送り迎えをするだけでなく、Copeland家がモーテルに住み始めたのを機に、Mistyを引き取って一緒に生活する事になる。そしてバレエを教えるだけでなく、その家庭事情ゆえに引っ込み思案で自らの意見を言うことをあまりしなかったMistyに繰り返し質問をして、本人の自我を育む事となったのである。

また、才能あふれるMistyだが、黒人ということで、未だにアメリカのバレエ界に根付く人種差別に何度も遭遇する事となる。しかし、過去の黒人バレリーナ達が自分に道を開いてくれたという信念と、自らも次の世代の同じような境遇の人々へバレエの世界を開くという姿勢で少しずつバレリーナとして成功していく。Mistyのバレエに対する姿勢はとても刺激となる。彼女の姿勢はまさに完璧主義者であり、目の前にあるモノを突き詰め、毎日時間を費やすことによって、人を感動させるような技術身に付くということを改めて教えられた気がする。

ステージでは照明がバランスと重心に影響を及ぼし、空気を暖め、それがトゥシューズを少し柔らかくする。衣装の重さや動きにくさはダンサーの動きに影響を与える。

オススメ度 ★★★☆☆ 3/5
ダンスを趣味として楽しむ著者がダンスに対する考え方を語る。

冒頭で著者が書いているように、著者自身は別にダンスの先生の資格を持っているわけではなく生徒の一人だと言う。そんな著者が自身のダンスを通じた経験や考え方を語ってくれるのだが、競技ダンスよりも、パーティでのマナーや技術の向上の仕方に多く触れている点が面白い。姿勢やパートナーとの調和、そしてマナーを語ってくれるので、競技ダンスとしてどうしても技術や体力やスピードに偏ってしまいがちにとってはいろいろ考えさせられる内容が多い。

ダンス経験者には新しい視点を与えくれるだろう。また、ダンス未経験者もひょっとしたら興味をかき立てられてダンスを始めようと思ってくれるかもしれない。

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オススメ度 ★★☆☆☆ 2/5
ダンス用の音楽制作を数多く手がける著者が社交ダンスの音楽について語る。

競技ダンスに励むと音がしっかりとれないことが時々悩みの種になる。そもそも音を正確にとるにはどうしたらいいのか。そんなことがきっかけで本書を読む事になった。

本書ではまずは音に合わせて歩く、というような基本的なことで音楽にあわせて身体を動かす事を解説している。その後は世の中にあふれる音楽の種類と、それぞれの特徴について説明している。本という媒体なので音なしのリズム譜での解説になるので正直わかりにくいが、多くの音楽が世の中には存在することがわかるだろう。

著者が言うには、世の中には「社交ダンス用」と書いてありながらも、単純にスピードだけ合わせてベース音がなかったりリズムが乱れていたりと質の悪いのが多く出回っているのだそうだ。国内の社交ダンス用CDの80%以上がそのようなものだというから驚きである。つまり音がとりにくければ自らのダンスの技術とあわせて音楽を疑ってみる必要があるというこである。

全体的な内容は、やや行き過ぎたダンスや音響についての解説があったりと一貫性に欠けていたのであまり読みやすいものではなかった。

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オススメ度 ★★★★☆ 4/5
パリに移り住んで社交ダンスの魅力に取り憑かれた著者が、それぞれのダンスの起源や魅力について語る。

冒頭で語られていることではあるが、著者は別に社交ダンスの先生でも技術の優れたダンサーでもない。多くの人と同じように社交ダンスが好きな一人の女性である。本書には技術的なことはほとんど書かれていないのである。むしろだからこそ社交ダンスの本としては珍しいかもしれない。

モダンが重力から解き放たれ、天空を翔ることを目ざすなら、ラテンは大地の存在を呼び起こす。

僕自身社交ダンスをここ3年ほど楽しんではいるが、考えてみると10ダンスと言われるモダン5種目(ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、ヴェニーズワルツ、クイックステップ)、ラテン5種目(ルンバ、チャチャチャ、サンバ、ジャイブ、パソドブレ)がどうやって生まれてどのように今の形になったのかまったく知らなかったのである。

例えば社交ダンスのなかでおそらく最初に習い、もっとも時間をかけて練習するだろうワルツについてさえも、きっと発祥はヨーロッパだろうと思いながらも正確なところは知らなかったのだ。本書が語るのはまさにそんな部分。どうやらワルツは多くの歴史を乗り越えて今の形になっていったのだという。

それぞれのダンスについて語る中で、著者のダンスについての考え方も見えてくる。

五十歳のカップルに、二十歳のカップルのダンスは踊れない。その反対も成り立つ。年齢に応じた味わいがニュアンスがあるということだ。肉体のはかなさや人の心の弱さを意識した時にしか醸し出せない味わいというものもあるだろう。

きっと本書を読む事でそれぞれのダンスにさらに深い姿勢で臨む事ができるようになるだろう。社交ダンスをしたことがなくて本書を読んだ人は社交ダンスを始めたくなるかもしれない。

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