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    <title>「デザインセンスを身につける」ウジトモコ - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-11-21T16:38:49Z</published>
    <updated>2011-11-21T16:40:41Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ デザインの重要性と、優れたデザインをするための考...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11352083%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7072/9784797367072.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>デザインの重要性と、優れたデザインをするための考え方を著者の経験から示している。</p>

<p>どちらかというとデザイナー向けではなく、デザインの重要性を軽視しがちな人向けである。どこかで聞いたような話も多い中、個人的に印象的だったのは冒頭のアイコンデザインの話である。</p>

<p>アイコンデザインというと、つい数年前までデザイナーの仕事でしかなかったのだが、ここ数年は、Twitter、Facebookとオンラインでのコミュニケーションが一般の人にまで普及してきたため、すべての人が「アイコンデザイン」を考えなければいけない時代になっているという。しかし、多くの人がただ漠然と自分の写真をアイコンとして設定したり、顔を出すのを嫌がって、ペットなどの動物をアイコンに設定するケースも多い。</p>

<p>ところがアイコンによってその人が相手に与える印象は大きく異なってしまう。たとえば、同じ日常的な会話、「おやすみ」でも、その隣に表示されるアイコンの顔がアップなら押し付けがましい印象を受けるだろうし、小さく顔の映ったアイコンならまた違った印象を受けるだろう。こうやって考えると、オンラインだけのコミュニケーションが日常的になっている昨今、決してアイコンデザインを疎かにしてはいけない、と著者は言うのだ。多くの読者は読み終わったあとにアイコンを変えたくなるのではないだろうか。</p>

<p>また、AppleやGoogle、スターバックスなど誰もが知っている企業を例に挙げながらデザインの重要性を説いていく、冒頭でも書いたとおり、どちらかというとデザインへの関心の低い人向けであるが、そういう人は「デザインセンスを身につける」という本はなかなか手に取らないと思うが実際どうなんだろう。</p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11352083%2f" target="_blank">「デザインセンスを身につける」</a></p>]]>
        
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    <title>「金哲彦のマラソン練習法がわかる本」金哲彦 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-11-21T12:37:51Z</published>
    <updated>2011-11-21T12:38:43Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★★☆　４／５ リクルートランニングクラブで小出義雄監督とともに...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★★☆　４／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f5950265%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4084/40845203.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>リクルートランニングクラブで小出義雄監督とともにコーチとして活躍した著者が、フルマラソンの魅力やトレーニングの基礎知識、そして、タイプ別のトレーニングメニューを紹介している。</p>

<p>先日読んだ小出義雄監督の「マラソンは毎日走っても完走できない」とは異なって本書の著者はインターバルトレーニングを推奨していないなど、若干異なる部分もあって戸惑うが、全体的には非常に読みやすい。本書では基本的な項目の説明ののち、3つのタイプの人間に合ったトレーニングメニューをフルマラソンの100日前から掲載している。何から始めればいいかわからないようなマラソン初心者にとっても、非常に具体的でわかりやすい内容と言えるだろう。</p>

<p>個人的には、どのメニューも外での練習を基本としていてジムなどで行う場合などの代替練習などにも触れてほしいと感じたりもしたが、基本的には満足のいく内容である。むしろトレーニングメニューは永久保存版にしたいくらいである。</p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f5950265%2f" target="_blank">「金哲彦のマラソン練習法がわかる本」</a></p>]]>
        
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    <title>「図解でわかる！ディズニー感動のサービス」小松田勝 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-11-20T12:34:27Z</published>
    <updated>2011-11-20T12:37:06Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ オープン当時オリエンタルランドに入社し、ディズニ...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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    <category term="ディズニーランド" label="ディズニーランド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11263142%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1594/9784806141594.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>オープン当時オリエンタルランドに入社し、ディズニーランドのあらゆる部門の発展を見てきた著者が、30年経っても衰えを知らないそのホスピタリティについて語る。</p>

<p>確かに東京ディズニーランドといえば日本ではもはや一人勝ち状態。ディズニーランドのなかでも「東京ディズニーランド」は優れた評価を得ているという。</p>

<p>本書で描かれるディズニーランドの理念やその理由はいずれも納得のいくもので興味深く読むことができた。たとえば、「「いらっしゃいませ」はNG。」いまや「いらっしゃいませ」と言わないサービス業の方が珍しいのではないかと思うほど浸透しているこの言葉。なぜそれを言ってはいけないのか...それでも説明を聞くと納得がいく。</p>

<div class="Quote"><div class="QuoteHeader"><div class="QuoteFooter"><div class="QuoteContent">彼らのマニュアルには、こう書いてあります<br />
「ゲストには『いらっしゃいませ』と言わないでください」<br />
「いらっしゃいませ！」では、ゲストが返事をしにくいため、ゲストとの間のコミュニケーションを断ち切ってしまうと考えるからです。</div></div></div></div>

<p>その他にもほかの業種や人間関係にいかせそうなエピソードが満載。今悩んでいる何かを解決ヒントになるかもしれない。</p>

<div class="Detail"><div class="DetailHeader"><div class="DetailFooter"><div class="DetailContent"><b>ジョン・グッドマンの法則</b><br />
* 商品・サービスの不満情報は、満足情報の2倍の量で伝達されていく<br />* 苦情を言った客がその後満足すると、80%以上が再購入する。これは、苦情を言わなかった客の再購入率60%よりも高い<br />* 一方で、苦情を言った客が企業の対応に不満を抱くと、再購入率はゼロになる。
（<a href="http://www13.atwiki.jp/kurikuri/pages/89.html" target="_blank">kurikuri @Wiki - ジョン・グッドマンの法則</a>）</div></div></div></div>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11263142%2f" target="_blank">「図解でわかる！ディズニー感動のサービス」</a></p>]]>
        
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    <title>「月と蟹」道尾秀介 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-11-10T15:56:26Z</published>
    <updated>2011-11-20T12:31:14Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ 第144回直木賞受賞作品。 転向してきた慎一（し...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6669526%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1632/16329560.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>第144回直木賞受賞作品。</p>

<p>転向してきた慎一（しんいち）と春也（はるや）はクラスで孤立し、やがて2人だけで遊ぶようになる。2人はヤドカリを火であぶりながら願い事をつぶやく。</p>

<p>10歳の小学生慎一（しんいち）を中心に据えた物語。母と祖父との3人で暮らし、学校では春也（はるや）というただ一人の友達と遊ぶ。そんな生活のなかで、慎一（しんいち）は周囲の小さな変化を敏感に感じる。変化を恐れながらも好奇心を抑えられず、そのうえで小学生という自分の無力さも感じている。そんな世の中のことを知りつつも大人になりきれない中途半端な年齢の心をうまく描いている気がする。</p>

<p>物語のなかで何度も登場するシーンでもあるが、そんな彼らの気持ちを象徴しているのが、ヤドカリを焼くシーンだろう。何の根拠もなく、ヤドカリを焼いて願い事をつぶやく。彼らはそれで願いが叶うなどと信じているわけでもなく、ただ単に自分の思い通りにいかない世の中に対して何もできない自分の不甲斐ない思いをなだめているのだろう。</p>

<p>自分の小学生のころを思い出してしまった。そういえばそうやって、今考えるとありえないようなことに願いをかけたりしたな、と。</p>

<p>さて、「向日葵の咲かない夏」という作品で本作品の著者道尾秀介からは距離を置こうと思ったのだが、本作品はまったく別の著者が書いたような雰囲気の異なる作品に仕上がっている。機会があったら別の作品も読んでみたいと思った。</p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6669526%2f" target="_blank">「月と蟹」</a></p>]]>
        
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    <title>「世紀の空売り　世界経済の破綻に賭けた男たち」マイケル・ルイス - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-11-04T17:03:58Z</published>
    <updated>2011-11-04T17:13:02Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★★☆　４／５ サブプライム・ローンにまつわる大変動を予期し、そ...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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    <category term="アスペルガー症候群" label="アスペルガー症候群" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★★☆　４／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6669539%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1637/16373090.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>サブプライム・ローンにまつわる大変動を予期し、それをもとに財をなす準備をあらかじめ整えていた一握りの人物に焦点をあて、その過程と心の内を描く。</p>

<p>残念ながら、僕自身が本書で書かれていることをすべて理解ししたなどとは言えない。というのも、全体的に著者の別の作品「マネーボール」同様非常に読みやすい文体で書かれているが、聞き慣れない金融商品や専門用語など調べなければ分からないことや、調べてもわからないこともまた多く含まれているのだ。それでも、「勝ち組」の側にいた彼らが感じた金融という虚像に対するなんともやるせない空気が本書を読むことで伝わってくるのだ。</p>

<p>そしてまた、漠然とではあるが世界中がアメリカ発の住宅好況に酔っていた2000年代半ばにその裏で何が起こっていたかを理解することもできるだろう。メディアなどで語られるサブプライムローン問題は非常に簡潔で、あまりにもわかりやすいために逆に「なんでこんなわかりきったことが起こったのか？」とさえ思えてしまうが、実際に起こっていたのは、ひたすら複雑になった債権と、その複雑さについていけずに不当な格付けをする格付け機関。そして、それをなんの疑問も持たずに信じきっていたトレーダー達という構図なのである。言ってみれば、購入相手を見つけるためにわかり難く構成された債権のわかりにくさに世界が飲み込まれてしまったようなものである。</p>

<p>正直、最初の時点での僕の感想は、自らを賢いと思い込んでいるトレーダーたちさえも気づかなかったことに目をつけ、そんなエリート達を出し抜くなんてなんて爽快なことなのだろう、というものだっが、実際にスティーヴ・アイズマンやマイケル・バーリ達を襲ったのは「勝利の爽快感」などというものではなく、形も根拠もないものを信じ気って混乱へと突き進んだ世の中へ対する虚しさのようである。</p>

<p>しっかり理解するためにはまだまだ僕の知識は足りない。類する本をいくつも読む必要がありそうだ。</p>

<div class="Detail"><div class="DetailHeader"><div class="DetailFooter"><div class="DetailContent"><b>ABS（アセットバックトセキュリティ）（Asset Backed Security）</b><br />ABSとは、資産担保証券とも呼ばれ、対象資産としての債権や不動産を裏づけに、（SPCを通じて）証券を発行・売却することで、資産をオフバランス化し、それに伴い現金を得る資産流動化取引を行った際に発行される資産を担保とした証券のこと。（<a href="http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_1281.html" target="_blank">exBuzzwords用語解説「ABSとは」</a>）

<p><b>ISDA</b><br />"International Swap and Derivatives Association"の略で、日本語では「国際スワップ・デリバティブ協会」のことをいう。ISDAは、OTCデリバティブの効率的かつ着実な発展を促進するため、1985年にアメリカ合衆国のニューヨークで設立されたデリバティブに関する世界的な組織（全世界的な業界団体）で、OTCデリバティブ市場の主要参加者（会員）により構成されている。（<a href="http://www.ifinance.ne.jp/glossary/derivatives/der056.html" target="_blank">ISDAとは｜金融経済用語集</a>）</div></div></div></div></p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6669539%2f" target="_blank">「世紀の空売り　世界経済の破綻に賭けた男たち」</a></p>]]>
        
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    <title>「ハーバードからの贈り物」 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-26T14:38:19Z</published>
    <updated>2011-10-26T14:41:02Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★★☆　４／５ アメリカのハーバード大学では最後の授業で、教授た...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
    </author>
    
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    <category term="ハーバード" label="ハーバード" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★★☆　４／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1710139%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/2700/27000035.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>アメリカのハーバード大学では最後の授業で、教授たちは、これから社会に巣立つ学生たちにむかって、未来への助言をかねた話をするのだそうだ。本書はそんなハーバード大学の教授たちが学生たちに語る話をまとめたものである。</p>

<p>自分にもし過去に戻ってやり直せるとしたなら、高校時代、どこの大学に進むか、ということをもう一度真剣に考えて進路を決めたい。Facebookのマークザッカーバーグの物語やGoogleの創立者の物語のなかで見える、アメリカの学校の雰囲気は僕にそう思わせる。</p>

<p>そんなアメリカの名門ハーバードの教授たちが話すというのだからなんとも興味をひかれる。そもそも僕の大学に時代はどうだったのだろう。そんなありがたい話はなかった。そもそもどれが最後の授業なのかさえ覚え得ていない。</p>

<p>さて、本書では集められた教授たちの話のいくつかは、教授自身の話であり、いくつかは教授の家族、友人の話である。どれもページ数にしてわずか数ページ。それでも間違いなくいくつかは心に残ると思う。 卒業してもう何年も経っているが読んでもまったく問題ない。個人的に印象に残っているのは、こんな話。</p>

<p>あなたは毎日の生活のなかでいろんな人と関わっている。なかには一日中顔を合わせている職場の同僚もいれば、ほとんど言葉を交わさないコンビニの店員もいる。あなたは、そんな関わり合いのなかで、その人は自分をどう認識するか？というもの。人と人とのかかわりあいのすべてが、その人に自分をポジティブに認識してもらうチャンスなのだという。</p>

<p>こうして改めて反芻するだけで涙が出てくる。そんなありがたい話が盛りだくさんの一冊。 </p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1710139%2f" target="_blank">「ハーバードからの贈り物」</a><br />
</p>]]>
        
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    <title>「マラソンは毎日走っても完走できない　「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ」小出義雄 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-26T14:32:33Z</published>
    <updated>2011-10-26T14:34:12Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★★☆　４／５ 高橋尚子をオリンピック金メダルに導いたことで有名...</summary>
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        <category term="★4つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★★☆　４／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6236951%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0473/04731506.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>高橋尚子をオリンピック金メダルに導いたことで有名な、小出義雄監督が、マラソン初心者がやりがちな間違えや、効果的に記録を伸ばすためのトレーニングを紹介する。</p>

<p>なんといっても本書の帯のコピー「マラソンの練習が分かっていないから30kmあたりで歩いてしまう人が多いんだよね」。この言葉にやられてしまった。実際僕が唯一挑戦したフルマラソンは26km付近で失速。その後は歩いてゴールするのがやっと。毎週のようにスカッシュやサッカーをやっていて体力に自信のある僕のよこを、おそらくマラソン以外のスポーツなど一切していないだろう年配の人たちが最後はどんどん抜いて行くのだ。恐らくマラソンに対する考えを間違えていたのだろう、と漠然都感じさせてくれる経験だった。</p>

<p>さて、本書のなかにはその答えに近いものが書かれている。一度もフルマラソンになど挑戦したことのない人が思い描く「マラソン」とは、せいぜい学生時代の校内マラソンの延長で、5キロかせいぜい10キロ程度なのだろう。そういう人は、肺活量を鍛えるためにひたすら走りがちだが、本書ではむしろ「足をつくる」ということを重視している。</p>

<p>肺活量はたしかに勝負のなかでは疎かにできなものなんだろうが、完走という目標をもっているひとにはたしかに優先度の低いものなのだろう。本書では、「足をつくる」ことを意識しつつ、その目標をハーフマラソン、フルマラソン、と、目標となるレース別にメニューを紹介している。</p>

<p>個人的には、そのトレーニングが、どの筋肉を鍛え、どういう状況で役に立つか、といった内容が書かれていなかったのが残念だが、それでも、読めばいやでもモチベーションがあがってくるに違いない。</p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6252735%2f" target="_blank">「マラソンは毎日走っても完走できない　「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ」</a></p>]]>
        
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    <title>「The Shining」Stephen King - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-23T14:53:50Z</published>
    <updated>2011-10-23T14:59:48Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ 教師を解雇されたJackは息子のDannyと妻の...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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        <category term="★3つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="洋書_Stephen King" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/0743424425/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=myfavoriteboo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=0743424425"><img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/5191zJFyWyL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg" width=140 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>教師を解雇されたJackは息子のDannyと妻のWendyとともに山奥のホテルに住み込みで管理人を務めることとなる。吹雪で外界から孤立したホテルで3人は不思議な体験をすることになる。</p>

<p>スティーブンキングの名作の1つでありながら、正直物語を知らなかった。さて、物語の中心は5歳の少年Danny。ときどき知るはずのないことを知っていたり、両親の心のうちを読んだり、不思議なことを言って両親を気味悪がらせる。彼こそが「shining」な人間だったのだ。</p>

<p>3人を残して吹雪で孤立したホテルで、少しずつ邪悪な何かが動き始める。ホラーという分野が好きな人間にははずせない一冊なのではないだろうか。</p>

<p>とはいえ「恐怖」意外の深い何かを期待した僕にはやや物足りなかった。</p>]]>
        
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    <title>「インターセックス」帚木蓬生 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-23T14:26:15Z</published>
    <updated>2011-10-23T14:30:13Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ サンビーチ病院に転勤した秋野翔子（あきのしょうこ...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
    </author>
    
        <category term="★3つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ははきぎほうせい" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="インターセックス" label="インターセックス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="性転換" label="性転換" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="半陰陽" label="半陰陽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11328194%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7291/9784087467291.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>サンビーチ病院に転勤した秋野翔子（あきのしょうこ）。その病院では、性転換や染色体の異常で、男でも女でもないインターセックスと呼ばれる患者たちの治療を専門としていた。</p>

<p>もう数年前にドラマでやっていた金八先生の第6シリーズの頃から、「性同一性障害」などは非常に興味のある分野である。本書のタイトルとなっている「インターセックス」。この言葉の意味を知っている人はどれほどいるのだろう。僕自身も実は、本書に触れるまで、「ゲイ」と「ニューハーフ」と「インターセックス」の違いを知らなかったのである。軽くイギリス人のゲイの友人の解説をここですると、「ゲイ」は「同姓が恋愛対象」。「ニューハーフ」は男でありながら女性の気持ちを持っている人。そして「インターセックス」は体が男と女の中間な状態であること。なのだそうだ。（シビアな話なので間違っていたら申し訳ない）。</p>

<p>さて、本書で扱っているのはそんな中の「インターセックス」であるから、一見女性でありながら、実は膣がなかった、卵巣がなかった、などの症例が挙げられている。おそらく僕らが思っている以上に多く存在する「インターセックス」。その患者たちへの態度として、幼い頃に周囲が「男」か「女」かを決めてしまってそれにしたがって手術を行って、その性に従って育てるべきだと、主張するサンビーチ病院の院長岸川（きしかわ）と、「男」でも「女」でもない「インターセックス」の存在をそのまま受け入れて、本人の希望がない限り手術を行うべきではないという翔子（しょうこ）の主張の対比が非常に興味深い。</p>

<p>そして、物語中で「インターセックス」の人たちが集まってそれぞれが自身のことを語り合う場面で出た、「インターセックス」をさらに3つに分けることこそ重要という意見が印象的だった。今までのmaleとfemaleだけでなく、そこに、性染色体はXYだが女性器が欠如したいる人をhem、その逆のmemそして、双方の性器を有している人をhermを加えて性の表現を5つにするというもの。まだまだ、長い時間がかかるだろうが少しずつ世の中が変わっていけばいいと思った。</p>

<p>さて、物語はそのように「インターセックス」や「性転換」に触れながら進むが、やがて翔子（しょうこ）はサンビーチ病院の過去に不振な事件が重なっていることに気づくのである。</p>

<p>正直、病院の陰謀なのか、「インターセックス」の現状なのか、とちょっとどっちづかずになってしまったのが残念であるが、全体的には知的好奇心をかきたててくれる内容である。</p>

<div class="Detail"><div class="DetailHeader"><div class="DetailFooter"><div class="DetailContent"><b>参考サイト</b><br />
・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%8A%E9%99%B0%E9%99%BD" target="_blank">Wikipedia「インターセックス」</a></div></div></div></div>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11328194%2f" target="_blank">「インターセックス」</a></p>]]>
        
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    <title>「ゴールは偶然の産物ではない　FCバルセロナ流世界最強マネジメント」フェラン・ソリアーノ - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.little-eyes.net/book/2011/10/fc.html" />
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    <published>2011-10-13T16:49:33Z</published>
    <updated>2011-10-13T16:51:04Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★★☆　４／５ マンチェスターユナイテッドやレアルマドリードにチ...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
    </author>
    
        <category term="★4つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="フェラン・ソリアーノ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="趣味／関心事_サッカー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="fcバルセロナ" label="FCバルセロナ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="サッカー" label="サッカー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マンチェスターユナイテッド" label="マンチェスターユナイテッド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★★☆　４／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6252735%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/9022/90222280.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>マンチェスターユナイテッドやレアルマドリードにチームの強さの上でも収益の面でも大きく遅れをとったスペインの名門FCバルセロナ。2003年に最高責任者に就任した著者が、FCバルセロナが世界最強のチームになるまでの過程を論理的に説明していく。</p>

<p>本書はサッカーのチームをその題材として描いているが、内容はいろんなことに応用できるだろう。印象的だったのは第4章の「リーダーシップ」である。この章ではチームを4つのタイプに分類し、それぞれのタイプに応じて指導者が取るべきリーダーシップのタイプについて語っている。</p>

<p>たとえば、チームのタイプが「能力はあるが意欲に欠けるチーム」であれば指導者は「メンバーの意見を聞き決断を下す」役割を担うべきで、チームのタイプが「能力があり意欲にあふれたチーム」であるならば、「メンバーに任務を委任し、摩擦が起きそうなときだけ解決に向けて調整をする」役割となる。というようにである。</p>

<p>一体世の中のどれほどの「リーダー」が、自分のチームのタイプに応じて自らの振る舞いを変えているだろうか。「リーダーは変わる必要がある」ということを漠然と理解している人もいるだろうが、ここまではっきりと示してくれるのは非常に新鮮である。そして、本書ではリーダーのタイプと合わせて、実際にバルセロナで指揮をとった、ライカールトやグアルディオラの言動にも触れているのである。僕自身、過去転職を繰り返して多くの自己顕示欲旺盛な「リーダー」を見てきたが、本書はそんな彼らに突きつけて見せたい内容に溢れている。</p>

<p>さて、「リーダーシップ」の内容にだけ触れたが、それ以外にも興味深い内容ばかりだ。「チーム作り」や「戦略」「報酬のあり方」など、もちろんいずれもサッカーを基に話が進められているが、どれも現実に応用可能だろう。</p>

<p>全体的には、バルセロナの成績だけでなく、所属した選手や周囲のビッグクラブ、たとえば銀河系軍団のレアル・マドリードなどに触れているため、サッカーを知らない人間がどれほど内容を楽しめるかはやや疑問だが、個人的にはお薦めの一冊である。</p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6252735%2f" target="_blank">「ゴールは偶然の産物ではない　FCバルセロナ流世界最強マネジメント」</a></p>]]>
        
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    <title>「ロードムービー」辻村深月  - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-09T04:29:50Z</published>
    <updated>2011-10-09T04:30:55Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ 5編の物語からなる作品。著者辻村深月を有名にした...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
    </author>
    
        <category term="★3つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="つじむらみづき" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11364101%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0637/9784062770637.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>5編の物語からなる作品。著者辻村深月を有名にした「冷たい校舎の時は止まる」を読んだのはもう数年前なので断言できないのだが、5編のうちいくつかは（2つは明らかに）その作品と同じ世界で、作品内に登場した人物の未来または過去を描いているので、あの世界観が好きな人には見逃せない作品なのではないだろうか。</p>

<p>個人的に好きなのは4編めの「トーキョー語り」。東京から転校してきた女生徒へのイジメを描いた作品。そして最後の「雪の降る道」。「雪の降る道」は病気で学校を休んでいるヒロくんと、毎日お見舞いにくる幼なじみのみーちゃんの物語。この2人の名前を聞いてぴんとくるならもう説明はいらないのだろうが、「冷たい校舎」のなかの回想シーンで触れられたヒロと美月（みづき）ちゃんの幼い頃の物語である。</p>

<p>全体的に「冷たい校舎」を読んでいればかなり楽しめる内容になっているが、この作品から辻村作品に触れる人にとってどのような印象を与えるかはやや疑問である。</p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11364101%2f" target="_blank">「ロードムービー」</a></p>]]>
        
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    <title>「誘拐児」翔田寛 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-09T04:23:17Z</published>
    <updated>2011-10-09T04:27:19Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ 第54回江戸川乱歩賞受賞作品。 終戦翌年に誘拐事...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
    </author>
    
        <category term="★3つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="【江戸川乱歩賞】" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="しょうだかん" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="戦後" label="戦後" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11319630%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0132/9784062770132.jpg?_ex=120x120&s=2&r=0" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>第54回江戸川乱歩賞受賞作品。</p>

<p>終戦翌年に誘拐事件が発生し、5歳の男の子は戻ってこなかった。そして15年後とある殺人事件が起きる。また時を同じくして、母親をなくした、良雄（よしお）は5歳より前の記憶がないことに気づく。</p>

<p>きっかけとなる事件が戦後に発生したということで、戦後の混乱の様子が描かれている。本作品はそんな混乱に便乗した事件を発端としている。物語中の主な舞台となっている時代も、戦後の混乱の15年後ということで、とても今「現代」と言えるような時代ではないだろう。パソコンも携帯も普及していなかった時代の物語である。</p>

<p>江戸川乱歩賞ということで期待したのだがよくある小説という印象であまり個性が感じられない。著者はいろいろ考え抜いて本作品を作り上げたのだろうが、残念ながら1ヶ月もすれば読んだことすら忘れてしまうだろう。</p>

<div class="Detail"><div class="DetailHeader"><div class="DetailFooter"><div class="DetailContent"><b>ノモンハン事件</b><br />1939年（昭和14年）5月から同年9月にかけて、満州国とモンゴル人民共和国の間の国境線をめぐって発生した日ソ両軍の国境紛争事件。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/ノモンハン事件" target="_blank">Wikipedia「ノモンハン事件」</a>）

<p><b>大政翼賛会</b><br />1940年（昭和15年）10月12日から1945年（昭和20年）6月13日まで存在していた公事結社。国粋主義的勢力から社会主義的勢力までをも取り込んだ左右合同の組織である。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/大政翼賛会" target="_blank">Wikipedia「大政翼賛会」</a>）</div></div></div></div></p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f11319630%2f" target="_blank">「誘拐児」</a></p>]]>
        
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    <title>「The Drawing of the Three」Stephen King - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-04T23:31:30Z</published>
    <updated>2011-10-04T23:36:50Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★★☆　４／５ Dark Towerに向かってただひたすら浜辺を...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
    </author>
    
        <category term="★4つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="洋書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="洋書_Stephen King" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★★☆　４／５<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/0451210859/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=myfavoriteboo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=0451210859"><img src="http://ec2.images-amazon.com/images/I/51yXnvvIoQL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU09_.jpg" width=140 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>Dark Towerに向かってただひたすら浜辺を歩くガンマンの目の前にひとつのドアが現れる。そのドアを開けるとどうやらそれは誰か別の人間の目で別の世界を見ているようだ。</p>

<p>「The Dark Tower」シリーズの第2弾である。このシリーズを読む前の予備知識として第1弾の「The Gunslinger」は非常に退屈だが、本作品以降は面白くなる、と聞いていたのだが、正直第1弾の退屈さは予想を上回る程で、続きを読もうか躊躇するほどだった。しかし、本作品。ガンマンであるRolandの旅が今後も不毛な大地を舞台に続くのかと思いきや、突然現れたドアによって、突然現代と繋がって非常にスリルあふれる展開になる。</p>

<p>最初のドアから見つめる世界は、飛行機に乗って、これから麻薬の密輸をしようとしている男の視点、いはゆる僕らの言う「現代」であった。そしてすぐにRolandは自分はただドアを通してその視点から世界を見つめるだけでなく、その男自身の行動を操れることを知る。そしてその世界からこちらの砂漠に物を持ってくることができることも...。</p>

<p>そして、そのRolandに視点を奪われながら、密輸を企てる男EddieはRolandの力を借りて危機を乗り越えながら、やがてマフィアの争いに巻き込まれていく。かなり思い切った展開で、前作と本作の間に著者のなかの本シリーズに対する大きな変化が感じら違和感もあるが、面白くなったことは間違いない。</p>

<p>本作品中ではそのドアが鍵になるのだが全体で3つのドアが現れる。2つ目のドアから見えるのは車椅子の女性の視点。やがてRolandは「何故、この時代なのか？」「なぜこの人間なのか？」とそのドアが自らを導く意味について考えるようになる。Rolandの過去はいまだ謎のままだが、そのドアを通してRolandが見て、ときには操作する人物達それぞれのドラマが本作品を非常に面白くしている。次回作が楽しみになる一冊。</p>]]>
        
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    <title>「NO LIMIT　自分を超える方法」栗城史多 - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <id>tag:www.little-eyes.net,2011:/book//3.1269</id>

    <published>2011-10-02T12:04:19Z</published>
    <updated>2011-10-02T12:07:27Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★★☆　４／５ 世界七大陸最高峰の単独・無酸素登頂に挑む登山家栗...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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    <category term="マナスル" label="マナスル" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★★☆　４／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6769978%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8611/86113948.jpg?_ex=200x200&s=2&r=1" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>世界七大陸最高峰の単独・無酸素登頂に挑む登山家栗城史多（くりきのぶかず）の写真と声を集めている。</p>

<p>正直内容はお世辞にも濃いとは言えない。文字は大きいし写真ばかりだし、30分もあれば読み終えてしまえるような内容である。しかしだ、挑んでいることがことだけに、書かれている言葉が重いのだ。</p>

<p>僕らには、彼が挑んでいることがどれほど大変なのか想像すらできない、「無酸素登頂が普通の登頂とどのように違うのかもわからない。そんな状態で、言葉が重く伝わってくる、なんて軽々しく言うのもおこがましいが、彼が本書の中で「何かを伝えたい」の「何か」を部分的かもしれないが、受け取った。と考えていいのではないだろうか。</p>

<p>さて、本書のなかで、栗城史多（くりきのぶかず）の過去の挑戦のなかでいくつか心に残っていることをつづっているのだと思うが、なかでも印象的だったのは、2009年のエベレスト登頂の失敗を大きな糧として挙げている点だろう。</p>

<div class="Quote"><div class="QuoteHeader"><div class="QuoteFooter"><div class="QuoteContent">登頂の喜びは一瞬だ。下山、失敗、敗北のつらさのほうがよっぽど長く続いていく。でも山に負けたとき、自分とどう向き合うのか？
そこからの成長こそ、山登りの本質があるような気がする。</div></div></div></div>

<p>僕も比較的楽観的に物事を考え、苦難さえも楽しめる人間だから、考え方に重なる部分もあった。物事をマイナスに考えてしまう人が読めばいろいろ参考になるのではないだろうか。</p>

<div class="Quote"><div class="QuoteHeader"><div class="QuoteFooter"><div class="QuoteContent">そして不可能は自分が作り出しているもの、可能性は自分の考え方次第で、無限に広がっていくんだということに気づいた。</div></div></div></div>

<p>なんかもっと大きいことに挑戦したくなる一冊だ。</p>

<div class="Quote"><div class="QuoteHeader"><div class="QuoteFooter"><div class="QuoteContent">やがて冒険で得る一番の財産は、冒険の記録ではなく、人との出会いだと気づく。</div></div></div></div>

<div class="Detail"><div class="DetailHeader"><div class="DetailFooter"><div class="DetailContent"><b>アコンカグア</b><br />アンデス山脈にある南米最高峰の山である。標高 6,962 m（6,959m・6,952mとの文献もあり）。またアジア以外の大陸での最高峰でもある。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%B0%E3%82%A2" target="_blank">Wikipedia「アコンカグア」</a>）

<p><b>アンナプルナ</b><br />ネパール・ヒマラヤの中央に東西約50kmにわたって連なる、ヒマラヤ山脈に属する山群の総称。サンスクリットで「豊穣の女神」の意。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%8A" target="_blank">Wikipedia「アンナプルナ」</a>）</p>

<p><b>ダウラギリ</b><br />ネパール北部のヒマラヤ山脈のダウラギリ山系にある世界で7番目に高い山である。ダウラギリはサンスクリット語で「白い山」という意味である。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%AE%E3%83%AA" target="_blank">Wikipedia「ダウラギリ」</a>）</p>

<p><b>マナスル</b><br />ネパールの山。ヒマラヤ山脈に属し、標高8163mは世界8位である。山名はサンスクリット語で「精霊の山」を意味するManasaから付けられている。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%AB" target="_blank">Wikipedia「マナスル」</a>）</p>

<p><b>チョ・オユー</b><br />ネパールと中国とに跨る標高、8,201 mで世界第6位の山。（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%A6%E3%83%BC" target="_blank">Wikipedia「チョ・オユー」</a>）</p>

<p>・<a href="http://kurikiyama.jp/" target="_blank">栗城史多オフィシャルサイト　エベレストからのインターネット生中継を目指す小さな登山家</a></div></div></div></div></p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f6769978%2f" target="_blank">「NO LIMIT　自分を超える方法」</a></p>]]>
        
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    <title>「九月が永遠に続けば」沼田まほかる - 人生を変えた一冊（文庫本中心の書評／読書感想）</title>
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    <published>2011-10-01T15:07:25Z</published>
    <updated>2011-10-01T15:11:37Z</updated>

    <summary>オススメ度　★★★☆☆　３／５ 第5回ホラーサスペンス大賞受賞作品。 息子である...</summary>
    <author>
        <name>masato</name>
        
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        <category term="★3つ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="【ホラーサスペンス大賞】" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="ぬまたまほかる" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.little-eyes.net/book/">
        <![CDATA[<p>オススメ度　★★★☆☆　３／５<br />
<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f5374021%2f" target="_blank"><img src="http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1013/10133851.jpg" width=98 height=140 vspace=5 hspace=10 align=left border=0></a>第5回ホラーサスペンス大賞受賞作品。</p>

<p>息子である高校生の文彦が失踪してから、佐知子（さちこ）の周囲で不幸なことが連続するようになる。文彦の行方を捜しながら、佐知子（さちこ）はその因果関係に疑いを持つ。</p>

<p>まず人間関係を把握する必要がある。佐知子（さちこ）の元夫雄一郎（ゆういちろう）との間に文彦（ふみひこ）という息子がいて、雄一郎は精神課の医師であり、そこの患者であった亜沙実（あさみ）と結婚して現在1人の娘冬子（ふゆこ）がいる。</p>

<p>そんな中で、本書の際立っている部分は、亜沙実（あさみ）とその娘、冬子（ふゆこ）の存在感だろう。繰り返し強姦されるという経験から精神を病む亜沙実（あさみ）。周囲の人間は「なぜ彼女ばかりが？」と疑問に思い、その理由については本作品ではまったく触れられていないのだが、なにか読者を納得させるものがある。</p>

<p>きっとそれは、誰もがそうやってただそこにいるだけで男性を性的に惹きつけるような魅力を持った女性の存在を信じているからだろう。そして同様にその娘、女子高校生冬子（ふゆこ）もまた異彩を放っている。</p>

<p>なにより佐知子の別れた夫で精神科意思である雄一郎と、その現在の妻で度重なる不幸ゆえに精神に異常をきたした亜沙実（あさみ）の不思議な関係は何か異世界観のようなものを感じさせる。</p>

<p>全体的漂う空気は非常に異色で際立っているものの、今ひとつ「よくある小説」の域から抜け出しきれていない気がする。次回作に期待する。</p>

<p>【楽天ブックス】<a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/05fd2242.693eb5f9/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f5374021%2f" target="_blank">「九月が永遠に続けば」</a></p>]]>
        
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